認証情報ストア

Site24x7の認証情報ストアでは、監視を始める際に使用する監視リソースのユーザー名とパスワードをプロファイルとして事前に保存します。
本機能により作成したプロファイルを関連付けることで、アカウント情報を入力する手間を省きます。

サポートしている監視

以下の監視タイプをサポートしています。

  • VMware vCenter(vCenter監視)
  • VMware ESX/ESXi(VMware ESX/ESXi、データストア、リソースプール監視)
  • VMware VDI
  • Webサイト(URL監視)
  • REST APIトランザクション
  • FTP転送
  • ファイルアップロード
  • gRPC(Google Remote Procedure Call)
  • Nutanixクラスター
  • Veeam Enterprise Manager
  • SOAP Webサービス

認証情報の追加

以下の手順で、認証情報ストアにプロファイルを追加します。

  1. Site24x7にログインします。
  2. [管理]→[設定プロファイル]→[認証情報ストア]を表示します。
  3. 画面右上の[認証情報の追加]をクリックします。
  4. ポップアップ画面で以下の各項目を入力します。
    • 認証情報名
      追加する認証情報の名称を入力します。
    • 認証情報タイプ
      ドロップダウンから認証情報タイプを次の中から選択します。
      • VMware Vcenter | VMware ESX/ESXI | Web Credentials | VMware VDI | Nutanix Cluster | Veeam Enterprise Manager
        • ユーザー名:保存したい認証情報のアカウントユーザー名を入力します。
        • パスワード:アカウントのパスワードを入力します。
      • クライアント認証情報
        • クライアント証明書:[検索]ボタンからクライアント証明書ファイル(PKCS#12形式のみ)をアップロードします。HTTPクライアントがこの証明書をサーバーリクエストに対する応答サーバーに送信します。
        • パスワード:アカウントのパスワードを入力します。
      • SSHクライアント証明書/プライベートキー
        • SSHクライアント証明書:[検索]ボタンから認証のためのクライアント証明書ファイル(PKCS#12形式のみ)をアップロードします。SSHクライアントがこの証明書をサーバーリクエストに対する応答サーバーに送信します。
        • SSHプライベートキー:[検索]ボタンからSSHプライベートキーをアップロードします。パスワード認証の代わりに認証に使用する暗号化キーです。
        • プライベートキーパスワード:プライベートキー読み取りのためのプライベートキーパスワードを入力します。

          SSHプライベートキーについての詳細は、こちらのページをご確認ください。

      • LAMA認証情報
        • ユーザー名:保存したいアカウント認証情報のユーザー名を入力します。
        • パスワード:アカウントのパスワードを入力します。
        • シークレットキー:認証のシークレットキーを入力します。これは安全な通信のために使用される暗号キーです。
      • Kerberos認証
        • Kerberosキー配布センター:キー配布センター(KDC)のホスト名とポートを指定します。デフォルトのポートは88です(例kdc.example.com:464)。KerberosのKDCはユーザーを認証し、ネットワークサービスアクセスのためのチケットを発行します。
        • User Principle Name:Kerberosユーザープリンシパル名を次の形式で入力します。これは認証のために使用されます。
          username@DOMAIN.COM
        • パスワード:アカウントのパスワードを入力します。

          Kerberos認証はオンプレミスポーラーのロケーションでのみサポートしています。

  5. [保存]をクリックします。

追加した認証情報は、[管理]→[設定プロファイル]→[認証情報ストア]の一覧に表示されます。

認証情報の関連付け

追加した認証情報は、監視の編集画面から関連付けを行います。

  1. 監視の[サマリ]ページを表示します。
  2. 画面上部のハンバーガーアイコン[≡]→[編集]をクリックします。
  3. [ユーザー認証情報]の項目から関連付ける認証情報をプルダウンより選択します。

認証情報の編集

[管理]→[設定プロファイル]→[認証情報ストア]より、編集対象の認証情報名のアクションより[編集]をクリックします。
必要な認証情報を編集して、[保存]してください。

認証情報の削除

[管理]→[設定プロファイル]→[認証情報ストア]より、削除対象の認証情報名のアクションより[削除]をクリックします。

認証情報が監視に関連付いている場合には削除できません。
監視の関連付けを解除してから削除を実施してください。