AWSのEBSスナップショットは、複数のEBSボリュームにわたる大規模なデータベースやファイルシステムのバックアップ作成に用いられます。
Site24x7とのEBSスナップショット連携により、スナップショットインベントリーとEBSボリュームを可視化できます。
EBSスナップショットを用いてEBSボリュームのバックアップを取得します。複数のEBSボリュームが単一のEC2インスタンスにアタッチされているとします。Site24x7のEBSスナップショット連携により、EBSスナップショットインベントリーについて可視化できます。
Site24x7とEBSスナップショットの連携には、次のメリットがあります。
EBSスナップショットの監視には、次の権限が必要です。
Site24x7はCloudWatchおよびその他AWSサービスレベルのAPIに設定したチェック間隔(1時間、2時間、3時間、6時間、1日)で、データ収集を行います。
メトリック名 | 説明 | 統計 | 単位 |
---|---|---|---|
スナップショット数 | スナップショット数の合計です。 | 合計 | 数 |
直近のポーリングから作成されたスナップショット | 現在と直近のポーリング時間の間でボリュームに作成されたスナップショット数です。 | 合計 | 数 |
スナップショットサイズの合計 | EBSボリューム内の全てのスナップショットサイズの合計です。 | 合計 | バイト |
メトリック名 | 説明 | 統計 | 単位 |
---|---|---|---|
スナップショットサイズ | スナップショットのサイズです。 | サイズ | バイト |
スナップショット経過時間 | 作成された時間と現在の時間の日単位の差分です。 | 差分 | 日 |
連携した監視のしきい値を設定する方法は次のとおりです。
サポートしているメトリックがしきい値設定項目に表示されます。上記すべてのメトリックにしきい値を設定できます。
5 EBSスナップショット監視で、1ベーシック監視に該当します。
次のタブで、EBSスナップショットデータを表示できます。
EBSスナップショットサマリータブでは、スナップショット数と、スナップショットサイズの合計の情報を表示します。
スナップショットインベントリータブでは、スナップショットのインベントリーデータを表示します。Group Byフィルターで、スナップショットインベントリーをフィルターできます。スナップショットレベルで、しきい値設定と、スナップショットサイズ (GB)、スナップショット経過時間 (日)などの情報を表示します。
Zia予測タブでは、AI駆動のZiaフレームワークを使用したリソース使用率の計測予測を表示します。
予測グラフでは、過去のデータからパフォーマンスメトリックの未来値を予測します。先7日間のメトリックの予測に、15日間の過去のデータが必要です。
インベントリータブでは、ボリュームID、リージョン、監視ライセンスカテゴリーなど情報を取得できます。監視に設定されているチェック間隔、通知プロファイルがこのタブに表示されます。
障害タブでは、ダウン、トラブルといったステータス情報が表示されます。障害の開始時間、終了時間、期間、コメントの情報がこの項目で表示されます。
ログレポートタブでは、EBSスナップショットログステータスのレポートを表示できます。CSVファイルでレポートをダウンロードできます。