AWSデータベース移行サービスはあるデータベースから別のものにデータを移行することができるサービスです。OracleからOracleなどの同種の移行と、OracleやMicrosoft SQL ServerからAmazon Auroraなどの異なるデータベースプラットフォーム間の異種の移行の両方をサポートしています。
Site24x7との連携により、移行元と先のデータベースを監視し、シームレスなデータ移行を確保します。AWS DMSレプリケーションタスクとレプリケーションインスタンスを注意深く監視することで、移行中のデータベースワークロードの課題への対処を支援します。
Site24x7はAWS DMSのAPIを用いて、移行サービスについての情報を収集しています。AWS管理のポリシーReadOnlyAccessをSite24x7のエンティティ(IAMユーザーまたはIAMロール)に割り当てて、Site24x7がメトリクスを収集します。カスタムポリシーを割り当てたい場合はポリシーJSON内に次の読み取りレベルのアクションがあるかを確認してください。詳細はこちら
Site24x7のAWS DMSパフォーマンスメトリクスの収集は設定しているチェック頻度に基づいています。ポーリング間隔デフォルトで1時間です。詳細はこちら
属性 | 説明 | 統計 | データタイプ |
---|---|---|---|
全ロードスループット帯域 移行元 | 移行元の全ロードで受け取った入力データです。 | 平均 | KB/秒 |
全ロードスループット帯域 移行先 | 移行元の全ロードで受け取った出力データです。 | 平均 | KB/秒 |
全ロードスループット行 移行元 | 1秒あたりの行数で測定される、ソースの全ロードで受信変化です。 | 平均 | 数/秒 |
全ロードスループット行 移行先 | 1秒あたりの行数で測定される、ソースの全ロードで送信変化です。 | 平均 | 数/秒 |
CDC入力移行 | ターゲットへの適用を待機している、ある時点での移行イベントの総数です。ソースエンドポイントのトランザクション移行率の測定値と同じではないことに注意してください。このメトリクスの数値が大きい場合、通常、AWS DMSはキャプチャされた移行を適用できないため、ターゲットのレイテンシーが高くなっていることを示しています。 | Sum | Count |
CDC移行メモリ 移行元 | メモリに蓄積され、移行元からコミットを待機している行の量です。このメトリクスは、CDC移行ディスク 移行元と一緒に表示できます。 | 合計 | 数 |
CDC移行メモリ 移行先 | メモリに蓄積され、移行先へのコミットを待機している行の量です。このメトリクスは、CDC移行ディスク 移行先と一緒に表示できます。 | 合計 | 数 |
CDC移行ディスク 移行元 | ディスクに蓄積され、移行元からのコミットを待機している行の量。このメトリクスは、CDC移行メモリ 移行元と一緒に表示できます。 | 合計 | 数 |
CDC移行ディスク 移行先 | ディスクに蓄積され、移行先へのコミットを待機している行の量。このメトリクスは、CDC移行メモリ 移行先と一緒に表示できます。 | 合計 | 数 |
CDCスループット帯域 移行元 | 1秒あたりのキロバイト単位で測定された、移行元についての受信データです。CDCスループット帯域は、サンプリングポイントの受信データを記録します。ネットワークトラフィックが見つからない場合、値はゼロとなります。CDCは長時間実行されるトランザクションを発生しないため、ネットワークトラフィックが記録されない場合があります。 | 平均 | KB/秒 |
CDCスループット帯域 移行先 | 1秒あたりのキロバイト単位で測定された、移行先についての送信データです。CDCスループット帯域は、サンプリングポイントの受信データを記録します。ネットワークトラフィックが見つからない場合、値はゼロとなります。CDCは長時間実行されるトランザクションを発生しないため、ネットワークトラフィックが記録されない場合があります。 | 平均 | KB/秒 |
CDCスループット列 移行元 | 移行元からの入力タスク数です。 | 平均 | 数/秒 |
CDCスループット列 移行先 | 移行先の出力タスクです。 | 平均 | 数/秒 |
CDCレイテンシー 移行元 | 移行元エンドポイントからキャプチャされた最後のイベントとAWS DMSインスタンスの現在のシステムタイムスタンプの間の差です。移行元とレプリケーションインスタンス間の遅延を表します。CDCレイテンシーが高いということは、移行元からの変更をキャプチャするプロセスが遅れていることを意味します。進行中のレプリケーションの待機時間を特定するのに、このメトリクスは"CDCレイテンシー 移行元"と一緒に表示できます。これら両方が高い場合は、最初に移行元を調べます。 | 平均 | 秒 |
CDCレイテンシー 移行先 | CDCレイテンシ移行先は、レプリケーションインスタンスとターゲット間の遅延を表します。CDCレイテンシー移行先が高い場合、ターゲットに変更イベントを適用するプロセスが遅れていることを示しています。 | 平均 | 秒 |
CPU使用率 | タスクに使用理ているCPUのパーセントです。 | 平均 | パーセント |
割り当てCPU | タスクに最大に割り当てられているCPUのパーセントです(0は無制限を意味します)。 | 平均 | パーセント |
割り当てメモリ | タスクの最大割り当てメモリ(0は無制限を意味します)。 | 平均 | MB |
スワップ使用率 | タスクで使用されているスワップ量です。 | 平均 | バイト |
検証に成功したレコード数 | 1分毎のAWS DMSが検証した列数です。 | 合計 | 数 |
検証試行レコード数 | 1分毎の検証試行を行った列数です。 | 合計 | 数 |
検証失敗の全体数 | 検証に失敗した列数です。 | 合計 | 数 |
検証停止の全体数 | 検証が停止されている列数です。 | 合計 | 数 |
検証ペンディングの全体数 | 検証がペンディングしている列数です。 | 合計 | 数 |
検証一括クエリの移行元レイテンシー | AWS DMSは、データの検証を一括で行うことができます。特に、変更が多数あるフルロード時または継続的なレプリケーション中の特定のシナリオで適しています。このメトリクスは、移行元エンドポイントからデータのバルクセットを読み取るために必要なレイテンシーを示します。 | 平均 | ミリ秒 |
検証一括クエリの移行先レイテンシー | AWS DMSは、データの検証を一括で行うことができます。特に、変更が多数あるフルロード時または継続的なレプリケーション中の特定のシナリオで適しています。このメトリクスは、移行先エンドポイントでデータのバルクセットを読み取るために必要なレイテンシーを示します。 | 平均 | ミリ秒 |
検証項目クエリの移行元レイテンシー | 進行中のレプリケーション中、データの検証により、進行中の変更を識別して検証できます。このメトリクスは、移行元からこれらの変更を読み取る際のレイテンシーを示します。検証中にエラーが発生した場合、変更の数に基づいて検証は十分にクエリを実行できます。 | 平均 | ミリ秒 |
検証項目クエリの移行先レイテンシー | 進行中のレプリケーション中、データの検証により、進行中の変更を識別して検証できます。このメトリクスは、移行先からこれらの変更を読み取る際のレイテンシーを示します。検証中にエラーが発生した場合、変更の数に基づいて検証は十分にクエリを実行できます。 | 平均 | ミリ秒 |
全ロードスループット帯域の合計 | 移行元と先での全ロードスループット帯域の合計です。 | 平均 | KB/秒 |
全ロードスループット列の合計 | 移行元と先での全ロードスループット列の合計です。 | 平均 | 数/秒 |
CDC移行メモリの合計 | 移行元と先でのメモリCDC変化の合計です。 | 合計 | 数 |
CDC移行ディスクの合計 | 移行元と先でのディスクCDC変化の合計です。 | 合計 | 数 |
CDCスループット帯域合計 | 移行元と先でのCDCスループット帯域の合計です。 | 平均 | 数/秒 |
CDCスループット列の合計 | 移行元と先でのCDCスループット列の合計です。 | 平均 | 数/秒 |
CDCレイテンシーの合計 | 移行元と先でのCDCレイテンシーの合計です。 | 平均 | 秒 |
検証一括クエリレイテンシーの合計 | 移行元と先での検証一括クエリレイテンシーの合計です。 | 平均 | ミリ秒 |
検証項目クエリレイテンシーの合計 | 移行元と先での検証項目クエリレイテンシーの合計です。 | 平均 | ミリ秒 |
属性 | 説明 | 統計 | データタイプ |
---|---|---|---|
CPU使用率 | 使用CPU量です。 | 平均 | パーセント |
空きストレージ容量 | 空きストレージ容量です。 | 平均 | バイト |
解放可能なメモリ | 空きランダムアクセスメモリの量です。 | 平均 | バイト |
書き込みIOPS | 1秒ごとのディスク書き込みI/O操作です。 | 平均 | 数/秒 |
読み取りIOPS | 1秒ごとのディスク読み取りI/O操作です。 | 平均 | 数/秒 |
読み取りスループット | ディスクからの読み取りバイト数です。 | 平均 | バイト/秒 |
読み取りレイテンシー | ディスク入力操作で要した時間です。 | 平均 | ミリ秒 |
スワップ使用率 | 複製インスタンスで使用しているスワップ容量です。 | 平均 | バイト |
受信ネットワークスループット | 監視とレプリケーションに使用される顧客データベーストラフィックとAWS DMSトラフィックの両方を含む、レプリケーションインスタンスの受信ネットワークトラフィックです。 | 平均 | バイト/秒 |
各レプリケーションタスクまたはレプリケーションインスタンス内で発生するさまざまなイベントの概要を時系列グラフで取得します。このセクションでは、CPU使用率、メモリ使用量、全負荷帯域幅、全負荷スループット行、変更データキャプチャ(CDC)受信変化、ディスクとメモリのCDC変更、CDCレイテンシーなどの多くのメトリクス情報を提供します。
レプリケーションインスタンスには個別のタスクサマリータブがあり、タスクの詳細と個々のタスクのリアルタイム統計が表示されます。タスクの詳細ごとに、しきい値プロファイルを一括編集することもできます。
ここには各リソースの可用性ステータスがリソース名、タイプ、表示名、アクションとともに表示されます。アクション行ではダウン、クリティカル、トラブルとなった際に、アラートの設定と自動化の設定ができます。
DMSレプリケーションタスクセクションには、各タスクのエンドポイントの詳細が表示されます。このセクションには、接続、ソースエンドポイント、およびターゲットエンドポイントに関するさまざまな詳細があります。 接続セクションでは、しきい値を設定しアラートを設定したり、ダウンしている各エンドポイントに自動化を追加できます。
リソースの履歴やダウン、トラブル、クリティカル、メンテナンスのステータスがこの障害タブに表示されます。障害の開始時間と終了時間、期間、コメントがこのセクションで把握できます。コメントは削除することもできます。
ここでは、タイムスタンプ、ステータス、CPU使用率、空きストレージ、空きメモリの詳細とともに、レプリケーションインスタンスまたはレプリケーションタスクの監査ログデータを表示できます。