ヘルプ AWS Amazon Lightsail ロードバランサー

Amazon Lightsail ロードバランサー監視

Amazon Lightsailロードバランサーを使用すると、APIとCLIでカスタマイズしたスケーラブルな高い可用性をもつアプリケーションを構築できます。Lightsailロードバランサーは毎月の価格設定モデルに基づいて、リソースが提供されます。

Site24x7との連携により、単一インスタンスまたは多層インスタンスによる高可用性アーキテクチャに用いられるロードバランサーの正常性を確認できます。

設定

1. AWSアカウントとSite24x7のAWSアカウント間でAWSリソースにアクセスできるようにします。

  • IAMユーザーとしてSite24x7を作成します。
  • クロスアカウントのIAMロールを作成します。詳細はこちらを参照してください。

2. AWSアカウント連携ページで、Lightsailロードバランサーの隣にあるチェックボックスをクリックします。詳細はこちらを参照してください。

ポリシーと権限

Amazon Lightsailロードバランサーをディスカバリーし設定情報を収集するには次の権限が必要です。詳細はこちらです。

"lightsail:Get*" - アカウント内にあるLightsailロードバランサーの情報を取得します。

"lightsail:List*" - アカウント内にあるLightsailのリストを取得します。

ポーリング間隔

Site24x7は設定しているポーリング間隔によって、AWSにLightsailのパフォーマンスメトリクスを収集するように要求します。ポーリング間隔は最短で1分、最長で24時間までサポートしています。

サポートしているメトリクス

属性 説明 統計 単位
クライアントTLSネゴシエーションエラー数 ロードバランサーとのセッションを確立しなかったクライアントによって開始されたTLS接続の数です。 合計
正常なホスト数 正常なターゲットインスタンスの数です。 最小
異常なホスト数 正常でないターゲットインスタンスの数です。 最大
HTTP4xx - ロードバランサー ロードバランサーによって発生したHTTP 4XXクライアントエラーコードの数です。これにはターゲットインスタンスによって発生した応答コードは含まれません。 合計
HTTP5xx - ロードバランサー ロードバランサーによって発生したHTTP 5XXクライアントエラーコードの数です。これにはターゲットインスタンスによって発生した応答コードは含まれません。 合計
HTTP2xx - インスタンス インスタンスによって発生したHTTP 2XX応答コードの数です。これにはロードバランサーによって発生した応答コードは含まれません。 合計
HTTP3xx - インスタンス インスタンスによって発生したHTTP 3XX応答コードの数です。これにはロードバランサーによって発生した応答コードは含まれません。 合計
HTTP4xx - インスタンス インスタンスによって発生したHTTP 4XX応答コードの数です。これにはロードバランサーによって発生した応答コードは含まれません。 合計
HTTP5xx - インスタンス インスタンスによって発生したHTTP 5XX応答コードの数です。これにはロードバランサーによって発生した応答コードは含まれません。 合計
拒否された接続数 ロードバランサーの接続数が最大に達したため、拒否された接続数です。 合計
要求数 IPv4を介して処理されたリクエストの数です。この数にはターゲットインスタンスから発生した応答に対する要求の数です。 合計
インスタンスの応答時間 要求がロードバランサーから送られ、ターゲットインスタンスが応答するまでに要した時間が秒単位で表示されます。 平均

Site24x7のLightsailロードバランサー監視画面

サマリー

時系列チャートで各メトリクスのイベントタイムラインを表示することで、各Lightsailロードバランサー内で発生したプロセスの概要を表示します。表示されるメトリクスは、インスタンスのHTTP応答コード、ロードバランサーのHTTP応答コード、要求数などがあります。

設定

Lightsailロードバランサーの設定の詳細がこのタブで表示されます。ここで可用性ゾーン、ロードバランサー名、インスタンスポートなどが把握できます。

履歴

ロードバランサーが行ったアクションの履歴がこのタブで表示されます。操作タイプはロードバランサーで行われた操作、タイムスタンプは操作が実行された日時、ステータスは操作の成功と失敗のステータスを示します。

接続インスタンス

ロードバランサーに接続されているインスタンスの詳細がこのタブで表示されます。リソース名、インスタンスの正常性、異常である場合はその理由が表示されます。アクションボタンを用いてアクションの自動化することで、インスタンスがトラブルとなったことを通知できます。

ログレポート

Lightsailロードバランサーに対して実行されたポーリング結果のログステータスレポートです。このタブからCSVフォーマットでダウンロードできます。