Amazon MQは、様々なアプリケーションやコンポーネント間でのメッセージをやり取りを行うサービスです。Site24x7との連携により、Amazon MQサービスを監視し、全ブローカーおよび宛先のメトリクスを可視化します。
監視の構成を容易にするため、次の4つのコンポーネントに分類し、MQを監視します。
Site24x7は様々なAmazon MQ APIを試用してメッセージングサービスの情報を取得します。AWS管理ポリシーのReadOnlyAccessをSite24x7エンティティー(IAMユーザーまたはIAMロール)に割り当てることで、Site24x7がメトリクスやメタデータを収集できるようになります。カスタムポリシーを割り当てる場合は、次の読み込みレベルの操作がポリシーJSON内にあるかを確認してください。詳細はこちらを参照してください。
Site24x7はクラスターネームスペース、ノードのメトリクスデータを設定したポーリング間隔ごとに取得します。このポーリング間隔は1分から1日の範囲で設定可能です。詳細はこちらを参照してください。
各顧客管理のAmazon MQはAmazon MQネットワークコネクターを除き、ベーシック監視として数えられます。Amazon MQネットワークコネクターの場合は5監視につき1ベーシック監視が消費されます。詳細はこちらを参照してください。
CloudWatchメトリクス | 説明 | 統計 | 単位 |
バースト残高 | ストレージ層のAmazon EBSのバーストクレジットの割合です。 | 平均 | パーセント |
CPUクレジット残高 | インスタンスの開始または起動後にインスタンスが消費したCPUクレジットです(稼働クレジット数も含まれます)。このクレジット残高はCPU利用率がベースラインを超えて消費された際にブローカーインスタンスで使用されます。 | 最小 | クレジット |
CPU利用率 | ブローカーが使用している割り当てAmazon EC2コンピューティングユニットの割合です。 | 最大 | パーセント |
接続数 | ブローカーに行われているアクティブな接続数です。 | 最大 | 数 |
確立された接続数 | ブローカーに確立されているアクティブ、非アクティブを含めた総接続数です。 | 最大 | 数 |
ヒープ使用率 | ブローカーが使用しているActiveMQ JVMメモリ制限の割合です。 | 最大 | パーセント |
入力ネットワーク | ブローカーの入力トラフィック量です。 | 合計 | メガバイト |
出力ネットワーク | ブローカーの入力トラフィック量です。 | 合計 | メガバイト |
オープントランザクション数 | 進行中の総トランザクション数です。 | 最大 | 数 |
ストア使用率 | ストレージ制限により使用されている割合です。これが100になった場合、ブローカーはメッセージを拒否します。 | 平均 | パーセント |
非アクティブな永続トピックのサブスクライバー数 | 最大2000までの非アクティブな永続トピックのサブスクライバー数です。 | 合計 | 数 |
高速リカバリー用のジャーナルファイル | クリーンシャットダウン後に再生されるジャーナルファイルの数です。 | 合計 | 数 |
完全リカバリー用のジャーナルファイル | アンクリーンシャットダウン後に再生されるジャーナルファイルの数です。 | 合計 | 数 |
総コンシューマー数 | ブローカーの宛先にサブスクライブされているメッセージコンシューマーの数です。 | 最大 | 数 |
総メッセージ数 | ブローカーに保存されているメッセージの数です。 | 最大 | 数 |
総プロデューサー数 | ブローカーの宛先でアクティブなメッセージプロデューサーの数です。 | 最大 | 数 |
読み込みOps量 | Amazon EBSボリュームで行われている読み込み操作の数です。 | 合計 | 数 |
書き込みOps量 | Amazon EBSボリュームで行われている書き込み操作の数です。 | 合計 | 数 |
総エンキュー数 | ブローカーに送られたメッセージの総数です。 | 合計 | 数 |
総デキュー数 | クライアントで消費されているメッセージの総数です。 | 合計 | 数 |
CloudWatchメトリクス | 説明 | 統計 | 単位 |
コンシューマー数 | 宛先にサブスクライブされているコンシューマーの数です。 | 最大 | 数 |
エンキュー時間 | ブローカーがメッセージを取得してからコンシューマーに送られるまでの遅延時間です。 | 最大 | 時間(ミリ秒) |
期限切れ数 | 1分間の有効期限切れにより送信することができなかったメッセージ数です。 | 合計 | 数 |
送信数 | 1分間でコンシューマーに送られたメッセージの数です。 | 合計 | 数 |
未送信数 | コンシューマーに送られたことが確認されていないメッセージの数です。 | 合計 | 数 |
メモリ使用率 | 宛先で使用されている制限メモリのパーセントです。 | 平均 | パーセント |
プロデューサー数 | 宛先のプロデューサーの数です。 | 最大 | 数 |
キューサイズ | キュー内のメッセージ数です。メモ:このメトリクスはキューのみ表示可能です。 | 最大 | 数 |
CloudWatchメトリクス | 説明 | 統計 | 単位 |
エンキュー数 | 1分毎に宛先に送信されたメッセージ数です。 | 最大 | 数 |
デキュー数 | 1分毎にコンシューマーに送られたメッセージの数です。 | 合計 | 数 |
受信数 | 二十ネットワークコネクターのリモートブローカーから受信されたメッセージ数です。 | 合計 | 数 |
各リソースで起こったイベントの概要を時系列チャートで表示します。これらチャートでCPUクレジット残高、CPU使用率、接続数、確立された接続数、ヒープ使用率、ネットワークスループットなどののイベントタイムラインが表示されます。全ての時系列チャートで平均、最小、最大値が表示されます。
CloudWatchから取得されるログを使用して、選択したログタイプのAmazon MQログエントリを収集します。最近のログタブでは、一般的なログとともに監査ログが収集されます。
Amazon MQの設定詳細がこのタブで表示されます。ブローカーエンジンタイプ、ブローカーインスタンスタイプ、デプロイタイプ、エンドポイントURL、セキュリティーグループなどがこのタブで表示することができます。
障害タブでダウン、トラブル、クリティカル、メンテナンスの履歴が表示されます。障害の開始時間と終了時間、期間、コメントが表示されます。
証明書期限、期限切れまでの時間、分、日数といった各証明書で設定されているしきい値の詳細設定がこのタブで表示されます。ユーザーが設定しているポーリング間隔や通知プロファイルもここで表示されます。