ヘルプ キャパシティプランニング サポートしているメトリックとしきい値設定

キャパシティプランニングでサポートしているメトリックとしきい値設定

キャパシティプランニングで分類されている各監視タイプのパフォーマンスを分析します。
下記2タイプのメトリックが表示されます。

目次

しきい値設定

キャパシティプランニングのしきい値には2つのタイプが存在します。

キャパシティプランニングしきい値

このしきい値はすべてのキャパシティプランニングで共通の値となり、監視グループレベルで設定できます。キャパシティプランニング監視属性のしきい値を設定し、リソースキャパシティを分析できます。
キャパシティプランニングのメトリックは次の通りです。

  • 監視リソースのダウン/トラブル/クリティカルの通知
  • キャパシティリソースアラートのミュート
  • ダウン状態の監視数
  • トラブル状態の監視数
  • クリティカル状態の監視数
  • メンテナンス状態の監視数
  • アップ状態の監視数
  • 停止している状態の監視数
  • 監視数の合計
  • 追加監視数
  • 削除された監視数
  • 可用性
  • ダウン状態の監視パーセント
  • トラブル状態の監視パーセント
  • クリティカル状態の監視パーセント
  • メンテナンス状態の監視パーセント
  • アップ状態の監視パーセント
  • 停止している監視のパーセント
  • ダウンタイムの合計
  • 最小ダウンタイム
  • 最大ダウンタイム
  • 平均ダウンタイム
  • ダウンイベント
  • トラブルイベント
  • クリティカルイベント
  • メンテナンスイベント
  • 停止イベント

パフォーマンスしきい値

このしきい値プロファイルはキャパシティプランニング監視のリソースタイプに関連します。各リソースタイプで異なるパフォーマンスメトリックをもちます。例として、Amazon EC2監視ではCPU使用率、ディスク読み取りOPS、ディスク書き込みOPSなどのパフォーマンスメトリックが存在します。

キャパシティプランニングしきい値の追加

キャパシティプランニングしきい値とパフォーマンスしきい値をキャパシティプランニング監視の追加時に行えます。キャパシティプランニングしきい値とEC2インスタンスのパフォーマンスしきい値の横にある[+]アイコンをクリックしてください。

キャパシティプランニングしきい値の編集

キャパシティプランニング監視のしきい値設定を編集する方法は次の通りです。

  1. Site24x7にログインし[ホーム]→[監視グループ]→[監視グループ名]に移動します。
  2. [キャパシティプランニング]タブをクリックし、該当の監視ウィジェットの右上にあるハンバーガーアイコンから[編集]を選択します。
  3. しきい値プロファイル欄のキャパシティプランニングしきい値またはパフォーマンスしきい値の鉛筆アイコンをクリックします。
  4. パラメーターを編集し[保存]をクリックします。

キャパシティプランニング設定

この設定によりキャパシティプランニング監視の正常性を判定します。デフォルトの値を選択している場合、監視タイプ特有のパフォーマンスメトリックに対して分析を行います。正常性を分析するために、カスタムな値を使用したパフォーマンスメトリックを選択することも可能です。
[ホーム]→[監視グループ]→[キャパシティプランニング監視]→[編集]→[キャパシティプランニングしきい値]のキャパシティプランニング設定項目で、リソースのキャパシティプランニングを設定できます。

分析メーラーの送信を[はい]に指定することで、キャパシティプランニング分析設定のデータをメールで受信できます。メールには違反したメトリックとリソースに設定されているキャパシティに関連する情報が表示されます。

キャパシティプランニングしきい値の複製

キャパシティプランニングパフォーマンスしきい値の場合、特定のリソースタイプのしきい値フォームからしきい値を継承できます。この機能は複製と似ており、リソースタイプのしきい値フォームからキャパシティプランニングフォームにしきい値をインポートできます。リソースのしきい値フォームに変更があると、キャパシティプランニングパフォーマンスしきい値フォームに反映されます。複製されたプロファイルが修正されても、オリジナルのしきい値プロファイルには上書きされません。

ユースケース

サーバーキャパシティプランニングしきい値プロファイルからサーバー監視しきい値プロファイルを複製したいとします。

  • 複製を行うと、サーバー監視しきい値プロファイルのすべてのしきい値設定がサーバーキャパシティプランニングしきい値プロファイルに継承されます。例として、サーバー監視しきい値プロファイルにディスク使用率「> 90%」と指定されている場合、サーバーキャパシティプランニングしきい値プロファイルにもそれが反映されます。
    • サーバー監視のしきい値プロファイルで編集したしきい値は、サーバーキャパシティプランニングしきい値プロファイルに反映されます。サーバー監視のしきい値プロファイルのディスク使用率が「> 90%」から「> 80%」に変更されると、サーバーキャパシティプランニングしきい値プロファイルのしきい値も同様に変更されます。
  • しかしながら、サーバーキャパシティプランニングしきい値プロファイルのしきい値を修正しても、サーバー監視の閾値プロファイルには反映されません。
    例として、サーバーキャパシティプランニングしきい値プロファイルのディスク使用率を「> 80%」から「> 75%」に変更しても、その変更はサーバー監視のしきい値プロファイルに反映されず「> 80%」のままとなります。

しきい値の複製

しきい値の複製方法は次の通りです。

  1. キャパシティプランニングのしきい値プロファイルの編集方法の手順1から3を行います。
  2. しきい値プロファイルの編集画面で、[しきい値の継承]をクリックします。
  3. ドロップダウンからしきい値プロファイルを選択します。
  4. [保存]をクリックします。