リソース探索によりアカウント、リージョン、サービス、タグごとにコストをグループ化し表示します。この機能を用いてAWSリソースのクラウドコスト消費状況を分析します。AWSの請求書は、クラウドの支出が表示される指定されたカスタムタイムラインに対して分析されます。この機能の主な利点は次のとおりです。
リソース探索を用いて、クラウドコストがどこでどれだけ消費されているかをレポーティングにより把握できます。細かなレポーティングにより、AWSの請求を分析します。リソース探索機能には次のものがあります。
3つのセクションからリソース探索ビューにアクセスできます。
アカウント内訳ページでCloudSpendに追加したアカウントの各請求に基づいたクラウドコストを把握できます。費用分析タブから、アカウント内訳項目に移動し、詳細の表示をクリックして、リソース探索にアクセスします。
サービスごとのコストではAWS課金で高い順からトップ3のサービスを表示します。円グラフにある各サービスにカーソルを合わせると、サービスごとのコスト内訳が表示できます。費用分析タブから、サービスごとのコスト項目に移動し、詳細の表示をクリックします。これにより、各月ごとのAWSインフラの全サービスとそれに対応する請求が包括的に表示されます。
費用分析タブから、リージョンごとのコスト項目に移動し、詳細の表示をクリックします。
予測機能で、過去の履歴から未来のクラウドの請求を予測できます。90日先の請求を予測するには、過去90日の履歴データが必要です。予測のコスト為替レートは現在の月のレートに基づいて、未来の月のレートが適用されます。
赤上矢印や緑下矢印が、過去と現在の月のコスト比較により、表示されます。予測値が高くなった場合、予測値に対して赤上矢印が表示されます。下回った場合は、緑下矢印が予測値のとなりに表示されます。予測値が現在の値と同じ場合、ダッシュ (-)が表示されます。予測グラフは現在の日付からのデータのみ表示されます。
予測データは次の画面で参照できます。
アカウントおよびビジネスユニットダッシュボードの場合、先月のデータと比較して今月の予測が行われます。その予測データの隣に赤上矢印と緑下矢印が表示されます。パーセンテージの値は次の計算式で計算されます。
予測値パーセンテージ = (予測コスト - 先月のコスト) / 先月のコスト |
予測された値は、予測値に対してプログレスバーで確認できます。リソース探索の予測では、予測値の横にある赤上矢印と緑下矢印が、先月のコストと予測された当月のコストに基づいて表示されます。予測データページには、毎日使用される集計期間タイプに基づき、90日間の予測データに対する最新のコストがグラフと表で表示されます。