ファイルシステムのデータレポジトリタスクやバックアップの自動化
Site24x7のIT自動化を用いて、アクションプロファイルを作成し、ファイルシステムのバックアップやデータレポジトリタスクの作成を行えます。自動化を設定することで、監視や各属性のステータスが変化した際にアクションを引き起こせます。
必要な権限
アクションの実行のために、Site24x7IAMロールまたはSite24x7用に作成されたIAMユーザーで、添付のポリシードキュメントに次の書き込みアクションがあることを確認してください。
- fsx:CreateDataRepositoryTask
- fsx:CreateBackup
制約事項
- バックアップやデータレポジトリタスクを作成するには、ファイルシステムをSite24x7で監視しており、かつステータスが利用可能である必要があります。
アクションプロファイルの作成
- Site24x7にログインし、管理 > IT自動化テンプレート(+) > 自動化テンプレートの追加の順に選択します。
- タイプの隣のドロップダウンリストをクリックし、Amazon FSxアクションを選択します。
- 表示名を入力します。
- 次に、ドロップダウンリストから実行するアクションを選択します:ファイルシステムのバックアップ作成/データレポジトリタスク作成。ファイルシステムのバックアップ作成を自動化したい場合、テンプレートフォームの一部のバックアップにタグを入力することもできます。その後、実行するアクションを選択してください。
- 次に、アクションを行う宛先ファイルシステムを選択します。
- データレポジトリタスクの際に完了レポートが必要な場合は、トグルボタンをはいに切り換えてレポートパスを入力します。
- 最大許容実行時間を入力します。これはリクエストタイムアウトとするまでSite24x7が待機する最大秒数です。デフォルトで実行時間は15秒に設定してあります。1から90秒の間で設定できます。
- IT自動化結果に関するメールを受け取りたい場合は、メール経由で自動化結果を送信の隣ではいを選択してください。
- プロファイルを保存します。
自動化のシミュレーション
アクションプロファイルをマッピングする前に、Site24x7上やREST APIで手動で操作タスクを呼び出してその機能をテストして、書き込みレベルの権限があるかを確認します。テストを行うには、IT自動化サマリーページ[管理 > IT自動化テンプレート(+)]に戻り、実行アイコンをクリックして作動させます。
アクションプロファイルのマッピング
自動化の実行には、アクションプロファイルをアラートイベントにマッピングします。プロファイルを事前設定の監視レベルのイベントタイプとカスタム属性イベントタイプの両方にマッピングできます。
監視レベルのマッピング
Amazon FSxファイルシステム監視の編集ページにあるIT自動化テンプレート項目に移動します。次のいずれかの監視ステータス変化に対して、プロファイルをマッピングします。
- ダウン時に実行
- アップ時に実行
- トラブル時に実行
- クリティカル時に実行
- ステータス変化時に実行
属性レベルのマッピング
アクションプロファイルを空きストレージ容量、スループットの合計、IOPSの合計といった関連パフォーマンスメトリクスに対しても設定できます。リソースの編集からAmazon FSxファイルシステム監視のしきい値プロファイルの編集ページに移動し、しきい値と可用性項目横の鉛筆アイコンをクリックします。実行する自動化の選択をクリックして属性にプロファイルをマッピングします。