AWS Lambda サービス アクション

Lambda 関数呼び出しの自動化

Site24x7のITオートメーションフレームワークを利用して、アクションプロファイルを生成し、Lambda関数を呼び出します。しきい値または、アラートイベントタイプ(アップ、ダウン、トラブル)をマッピングして関数を自動的にトリガーするように設定するか、Site24x7コンソールから手動で直接APIを呼び出すことができます。

必要な権限

Site24x7によって引き受けられたIAMロールまたは、Site24x7のために作成されたIAMユーザーがアクションを実行するためにアタッチされた、ポリシードキュメントで次のアクセス権限があることを確認してください。

  • "lambda:InvokeFunction"

制限事項

  • 呼び出すには、Lambda関数がアクティブになっていること、そしてSite24x7によって監視されている必要があります。
  • Lambda関数を呼び出すために必要な権限は、Site24x7にあるべきです。

アクションプロファイルの作成

  • Site24x7のWebコンソールにログインし、 [管理] >[ITオートメーション]>[オートメーションの追加]の順に選択します。
  • ドロップダウンをクリックし、[Lambda関数のトリガー]をタイプとして選択します。
  • 識別のために、ユニーク名を表示名フィールドに入力します。
  • 実行されたアクションは、下のフィールドに事前設定されます。
  • 次に、ドロップダウンをクリックし呼び出したいLambda関数を選択します。
  • [アクションの最大許容実行時間]:1~90秒の範囲内でタイムアウト値を入力します。
  • [オートメーション結果をメールで送信する]:オートメーション結果関連のメールを受信するには、ここを[はい]に切り替えます。

オートメーションのシミュレーション

アクションプロファイルをマッピングする前に、その機能が手動によってSite24x7コンソール内で呼び出されているか、またはREST APIによって利用されているかテストすることができます。これで適切な書き込み権限レベルがあるかどうかの確認が終了します。プロファイルを作成したら、ITオートメーションサマリーページに移行し([管理] >[ITオートメーション])、をクリックし、テストを実行します。

オートメーションの関連付け

監視対象のAWSリソースまたは、アプリケーションサービスの([監視ページの編集]>>[編集])へ移行して、以下のいずれかの監視ステータスの変更にアクションプロファイルをマッピングします。

    • ダウンのときに実行
    • アップのときに実行
    • トラブルのときに実行
    • ステータス変更のときに実行

属性レベルのマッピング

アクションプロファイルを、監視対象のリソースまたはアプリケーションサービスに関連付けられた、メトリクスデータポイントに関連付けることもできます。該当するリソースの[しきい値の編集]ページ (リソースの[監視の編集]ページ>[しきい値と可用性]フィールドの横にある鉛筆のアイコンをクリック) に移動し、[実行するオートメーションの選択]フィールドをクリックすることによって、プロファイルを任意の属性へマッピングします。

ユースケース

アプリケーションロードバランサーのトラブルシューティング:例えば、ELBアクセスログをElasticsearchへプッシュするLambda関数を作成したとします。ここで、アクションプロファイルを作成し、それを監視対象のロードバランサーの属性にマッピングして、Latencyのようなメトリクスデータポイント、またはELBやHTTPターゲットエラーが定義するレベルに到達するたびに自動的にLambda関数を起動できます。