チェックポイントファイアウォールのフロー出力設定

Check Point IPSOはチェックポイントファイアウォールアプライアンスやその他セキュリティ機器の操作システムです。CheckPoint IPSO 6.1でNetFlowサービスをサポートしています。

NetFlowを設定するには、Check Pointクライアントにログインし、設定 >トラフィック管理 > NetFlowの順にクリックして、NetFlow設定ページにアクセスします。IPSOがフローレコード内のフロー情報を出力します。

NetFlow分析にはNetFlowコレクターであるオンプレミスポーラーにフローを出力するように機器を設定する必要があります。オンプレミスポーラーは特定のーポートに通信使、フローを受信します。詳細はこちら

コマンドラインインターフェースでもCheck Point機器のNetFlow出力設定を行えます。

コマンド 説明
active-timeout <seconds> // フローがアクティブの際にIPSOがレコードを出力するまでの秒数です。
collector ip <ip_address> port <port_number> // NetFlowコレクターのIPアドレスとポート番号です。
enable-acl <on | off> // ACL計測モードの有効と無効化です。このモードを使用する場合、ACLルールを設定してフローを定義します。ルールとマッチする全てのトラフィックが1つのフローレコードで出力されます。
enable-flows <on | off> // フロー計測モードの有効と無効化です。このモードを使用すると、共有するフローはパケットの配列となります。
  • 送信元と宛先IPアドレス
  • 送信元と宛先ポート番号
export-format <NetFlow_V5 | Netflow_V9 | None> // 出力フローレコードの形式です。Site24x7では両形式 (NetFlow v5およびv9)に対応しています。
inactive-timeout <seconds> // フローがアクティブでない(トラフィックなし)が、削除されていない際に待機する秒数です。指定した秒数を経過すると、IPSOはフローレコードを出力します。
srcaddr <ip_address> // レコードの出力に使用する送信元(ローカル)IPアドレスです。

Site24x7で動作するサンプルNetFlow設定は次のとおりです。

active-timeout 60
collector ip 192.168.1.1 port 9996
enable-acl on
enable-flows on
export-format V5
inactive-timeout 15
srcaddr Lan Interface IP address of firewall

その他詳細

Check Point機器のNetFlow v5 | NetFlow v9設定