コンテンツデリバリーネットワーク(CDN)は、複数ロケーションに存在するサーバーセットで、Webコンテンツの配信を迅速にします。
Site24x7 CDNレポートを使用して、Webサイトパフォーマンスを詳細に分析します。ヘッダーを使用して、CDNサーバーから共有されるリソースを特定し、そのリソースの関連情報を表示します。
Webページスピード(ブラウザ)監視で使用できます。
上位の失敗リソースを特定して、Webサイトパフォーマンスを向上
レポートの生成方法は次のとおりです。
CDNレポートは、ヘッダーを基に生成されます。
サポートしているヘッダーは次のとおりです。
CDNレポートでは次の情報を表示できます。
サマリーレポートはWebページスピード(ブラウザー)監視の全ドメインに関連するデータを集約したレポートです
ロケーション別データ
レポート内の最初の項目で、選択したロケーションのデータをグラフに表示します。各リージョンにマウスを合わせると、そのリージョンの詳細を表示できます。
また、画面上部のドロップダウンからリージョン、国/領域、市、CDNドメイン、期間を指定できます。
すべてのロケーションの平均応答時間と失敗(%)は次の計算式で算出されます。
[失敗数/(ミス数+ヒット数)]*100
ここでの「失敗数」はサーバーからの失敗した応答の数、「ヒット数」は成功した応答の数を指します。
応答時間のグラフはタイムスタンプベースの応答時間の値が適用されます。
失敗(%)グラフでは、指定した期間の失敗のパーセンテージを表示します。
ドメインサマリー
ドメインサマリー欄では、次の情報が表示されます。
平均応答時間 - CDNエッジサーバー
すべてのロケーションまたは選択したロケーションの平均応答時間を表示します。
そのリージョン内の上位の国とそのデータを表示します。高い応答時間のロケーションをその応答時間とともに表示します。
ロケーションサマリー
特定のロケーションに関する情報を表示します。
インド、中国、アメリカの場合、その市を選択してより詳細なデータを表示します。
CDN vs オリジンサーバー
CDNサーバーとオリジンサーバーで取得されたデータを比較します。
DNS時間、接続時間、SSLハンドシェイク、先頭バイト時間、ドキュメント完了時間、応答時間の内訳を表示します。選択したロケーションのドメイン全体のデータを取得します。
特定の国と期間を選択し、エッジサーバーからロケーションサーバーへのデータ転送を可視化します。
トップ失敗リクエスト
URL、失敗リクエスト数、期間における失敗数を表示します。
次のレポートがサポートされています。
失敗数、ミス(%)、平均応答時間、リソースサイズを表示します。1時間から直近24時間の間の期間で、トップ5から100まで表示できます。
サイズの大きいリソースをサイズの降順で表示します。また、平均応答時間と失敗(%)も同時に表示します。
ロードの遅いリソースを応答時間の降順で表示します。また、サイズと失敗(%)も同時に表示します。
高い応答時間をもつドメインを応答時間の降順で表示します。また、失敗数、ミス(&)、サイズも同時に表示します。
TTLはデータがキャッシュに保存される時間を示します。その時間を超過すると、データはオリジンサーバーから取得されます。
ここにはリソース、そのリソースのTTL、平均応答時間が表示されます。