概要
サービスの可用性を確保するには、予期せぬ障害に迅速に対応する必要があります。この際、対応チームは顧客に対して、現在の状況を明確に共有することも大切です。これにより、顧客との信頼性を保ちつつ、問題の解決に努められます。StatusIQで、サービスのダウンタイムの詳細、今後のスケジュールメンテナンス、修正計画、セキュリティとプライバシーの侵害などについて、顧客に伝達できます。ステータスページをカスタマイズして、顧客に継続して共有を行います。
機能
- コンポーネントを追加し、サービスステータスを表示します。
- Site24x7、REST API、メール経由でコンポーネントステータスを自動で更新します。
- リアルタイムインシデントを作成し、顧客に更新します。
- プライベートな投稿を行い、チームと共有します。
- スケジュールメンテナンスをユーザーに報告します。
- メールやSMSでサブスクライバーにリアルタイムインシデントとスケジュールメンテナンスを通知します。
- 解決したインシデントのレポートを集計します。
- インシデント履歴のタイムラインを表示します。
- ブランドロゴ、ファビコン、カスタムドメイン名でステータスページをカスタマイズします。
- カスタマイズしたメールアドレスでユーザーに通知し、信頼性を向上します。
- RSSフィードにサブスクライブし、コンポーネントステータスを取得します。
- Webサイトにステータスページリンクを埋め込み共有します。
Site24x7監視との連携でステータスページ機能を向上
- Site24x7監視で取得したパフォーマンスデータをStatusIQと同期します。
- Site24x7監視で設定されているメンテナンスをStatusIQで顧客に公開します。
- Site24x7 リアルブラウザー監視(RUM)のアプリケーションやWebページのデータをStatusIQにポストします。RUMの世界マップダッシュボードと連携して、リージョンごとのコンポーネントパフォーマンスを取得します。
用語集
- コンポーネント:複数ユーザーで使用されているサービスやITインフラのユニットです。例:Webサイト、API、ネットワーク機器、サーバーなど
- コンポーネントグループ:コンポーネントグループは、特定のサービスに該当するコンポーネントの論理的なクラスターグループです。
- コンポーネントステータス:コンポーネントステータスの正常性に関する情報を表示します。コンポーネントステータスは、正常、メンテナンス中、パフォーマンス低下、一部の障害、主要な障害のステータスで表されます。例:正常は、コンポーネントが正常状態で適切に機能していることを表します。
- インシデント:インシデントはコンポーネントの問題を表します。インシデントの更新はステータスぺージ経由で共有され、メールやSMSでユーザーに通知されます。
- インシデント重大度:インシデントによる影響度合いがインシデント重大度で表され、主要な障害、一部の障害、パフォーマンス低下で示されます。例:一部のユーザーでサービス障害の影響がある場合、インシデント重大度を一部の障害に設定します。
- 分析:インシデント解決後、分析レポートがStatusIQで発行され、エンドユーザーにその情報を提示できます。このレポートには認知状況や認知のメモ、問題のレポート、修正計画などが記載されます。
- プライベートメモ:プライベートメモはチームやグループ内で重要な情報やインシデント更新について共有したい際に有効です。
- リアルタイムインシデント:予期せぬ障害やインシデントです。ユーザーにインシデントについて通知されます。
- スケジュールメンテナンス:スケジュールメンテナンスは、希望の時間帯に設定できます。顧客に事前に通知して、サービスが停止する計画を知らせることができます。
- ステータスページ:ステータスページはリアルタイムインシデント、スケジュールメンテナンスについて顧客に共有でき、サービスステータスの更新も通知できます。使用している監視ツールと連携して、StatusIQに監視ステータスを追加、更新できます。