コンポーネントステータス更新

1. コンポーネントステータス

コンポーネントのステータスを更新する方法は次のとおりです。

1.1 コンポーネントサマリーの特定のコンポーネントの隣のドロップダウンから手動でステータスを選択する。
1.2 Site24x7経由で自動で更新する。
1.3 メール経由で自動で更新する。
1.4 REST API経由で自動で更新する。

ステータス自動化

StatusIQと監視ツール(Site24x7やサードパーティ監視ツール)を連携して、顧客に更新します。

Automate the status updates to keep your customers informed

StatusIQでは現在次の機能をサポートしています。

Site24x7でステータス自動更新
Site24x7を監視に使用しているStatusIQユーザーの場合、Site24x7の監視のステータスをStatusIQにプッシュして表示します。コンポーネントをSite24x7監視に関連付けると、監視ステータス、パフォーマンスデータ、リアルユーザー監視データ(RUMを関連付けている場合)を表示できます。
設定方法は次のとおりです。

  • コンポーネントサマリー項目で、コンポーネント横のハンバーガーアイコンをクリックして、編集をクリックします。
  • コンポーネント編集ページの自動ステータス更新で、Site24x7からステータス更新の横のトグルボタンを有効にし、StatusIQコンポーネントとSite24x7監視を連携させます。
  • 関連付けSite24x7監視項目で、コンポーネントと関連付けたいSite24x7監視の名前を指定します。
  • 保存をクリックすると、ステータスとパフォーマンスデータの同期が行われます。監視にスケジュールメンテナンスが設定されている場合、StatusIQの今後のメンテナンス項目にそれが表示されます。StatusIQのメンテナンスタブでこれらメンテナンス情報を表示できます。

Site24x7経由でコンポーネントステータスを更新する場合、次のSite24x7監視ステータスがStatusIQのステータスに対応づけられます。

Site24x7ステータス StatusIQステータス
ダウン 主要な障害
アップ、トラブル、クリティカル 正常
メンテナンス メンテナンス中

Site24x7経由で情報をプッシュする場合、デフォルトで、コンポーネントステータスのみが更新され、インシデントは作成されません。デフォルトの設定を変更するには、設定 > ステータス自動化 > Site24x7経由で自動化の順にクリックします。ここで、ステータスを更新しインシデントとして作成するか、ステータスのみを更新するかを選択できます。ボックスにチェックを入力することで、サブスクライバーに通知するよう設定できます。

メール経由で自動ステータス更新
Site24x7以外の監視ツールを使用している場合、メールを送信することで、コンポーネントステータスの更新を行えます。これにより、コンポーネントのステータス更新を自動化できます。各コンポーネントで一意のメールアドレスが作成されます。ご利用の監視ツールで障害が検知された際に、メール通知を行いコンポーネントステータスの更新やインシデントの作成を行うことができます。
設定方法は次のとおりです。

  • コンポーネントの追加中や追加後にメール経由の自動更新を有効にできます。この機能を有効にするには、コンポーネント横のハンバーガーアイコンをクリックして、編集をクリックします。
  • コンポーネント編集ページで、メール経由でステータスを更新のトグルボタンを有効にします。

メールタイトルにDOWNが記載され、コンポーネントメールアドレスにその他セグメントやステータスが追加されていない場合、デフォルトで一部の障害に自動更新されます。メールアドレスにステータスが追加されて、"@"の前にセグメントがある場合、次のフォーマットでメールを送信することでコンポーネントステータスを更新できます。
例として、一意のメールアドレスをもつコンポーネントZylker Serverがあるとします。

Zylker Server一意のメールアドレス:component+cR--1235787989881282689880=@mail.site24x7sp.com
  • コンポーネントステータスを一部の障害に設定するには、文字列+partial_outageを"@"の前に追加します。また、メールタイトルにDOWNと記載させるようにする必要があります。例えば、Zylker Serverのステータスを一部の障害に変更するには、次のように"+partial_outage"を追加してメールアドレスを編集する必要があります。
    component+cR--1235787989881282689880=+partial_outage@mail.site24x7sp.com
  • パフォーマンス低下にステータスを更新する場合、文字列"+degraded_performance"をコンポーネントのメールアドレスに追加してください。例えば、Zylker Serverのステータスをパフォーマンス低下に変更したい場合、次のように"+degraded_performance"を追加して、メールアドレスを編集する必要があります。また、メールアドレスタイトルにDOWNを記載する必要もあります。
    component+cR--1235787989881282689880=+degraded_performance@mail.site24x7sp.com
  • 主要な障害の場合、文字列"+major_outage"をコンポーネントメールアドレスに追加してください。Zylker Serverのステータスを主要な障害に変更したい場合、次のように"+major_outage"を追加してメールアドレスを編集してください。メールタイトルにDOWNと記載されている必要があります。
    component+cR--1235787989881282689880=+major_outage@mail.site24x7sp.com

メールタイトルにUPと記載されている場合、ステータスは正常に更新されます。

  • チームメンバーのメールアドレスからのメールのみ承認されます。
  • デフォルトで、メール経由でステータスが更新される場合、コンポーネントステータスが更新され、インシデントは作成されません。デフォルトの設定を変更するには、設定 > ステータス自動化 > メール経由の自動化にアクセスしてください。
  • ボックスにチェックを入力すると、サブスクライバーに通知を行えます。

REST API経由で自動ステータス更新
上記のメール経由以外で、REST APIを使用して他の監視ツールからStatusIQにステータスをプッシュできます。コンポーネントを保存したら、REST APIのcURLが作成されます。このcURLを用いて、コンポーネントステータスを変更できます。
詳細はこちら

上記ステータス変更はサブスクライバーに通知されません。インシデントが作成された場合に通知されます。

2. コンポーネントグループステータス

コンポーネントグループのステータスは、それに属しているコンポーネントの中で一番高い重大度が反映されます。詳細はこちら

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