VMware VMは次のリストのパラメータや属性に基づいて監視されます。これら属性によりVMware VMの詳細な機能情報が得られます。しきい値をこれら監視データに設定することもできます。
取得できるメトリクス
ディスクファイル領域、スナップショット領域、保存領域のAIベースでの予測を取得します。保存スペースはデータストアでVMが占有するスペースの量、スナップショットスペースはVMが占有する合計スペースのうちスナップショットファイルが占有するスペースの割合、ディスクファイルスペースは合計スペースでVMDKファイルが占有するスペースの量です。データストアのVMごとに表示されます。過去のデータに基づいて7日間の予測を行います。これら予測により、問題の進行をいち早く察知し、修正作業に移ることができます。1週間のディスク全体を予測し、ディスクファイルを消去したり、同様にスナップショットを消去して、7日後の占有スペースを知ることもできます。
このタブではCPU情報がグラフとともに表示されます。
メトリクス | 説明 |
CPU使用率 (%) | The total CPU usage in percentage. |
準備CPU (ミリ秒、%) | CPUスケジューラーにより物理コアにスケジュールされるのを待機している時間がミリ秒と%で取得されます。 |
待機CPU (ミリ秒) | 待機状態のCPU時間合計がミリ秒で取得されます。 |
CPU使用率 (MHz) | システム全体のCPU使用率の合計が平均値とともに%で取得されます。 |
このタブでメモリに関係する全メトリクスが表示されます。
メトリクス | 説明 |
構成メモリ (MB) | VMに構成されているメモリの合計がメガバイトで取得されます。 |
アクティブメモリ (MB) | ゲストOSやそのアプリケーションによって使用されているメモリの合計がメガバイトで取得されます。 |
バルーンメモリ (MB) | バルーニングによって回収されたメモリ。つまり、ホストのメモリがメガバイト単位で不足しているため、回収された物理メモリ。 |
付与メモリ (MB) | 仮想マシンやホストにマッピングされたマシンメモリや物理メモリ量がメガバイトで取得されます。 |
オーバーヘッドメモリ (MB) | VMカーネルがVMを起動するのに利用するメモリ量がメガバイトで取得されます。 |
共有メモリ (MB) | 仮想マシン間で共有されたメモリ量がメガバイトで取得されます。 |
スワップメモリ (MB) | スワップされたメモリ量がメガバイトで取得されます。 |
メトリクス | 説明 |
名前 | ホストのネットワークインターフェースカード(NIC)の名前です。 |
データ受信速度 (kbps) | NICが受け取ったデータ速度がキロバイト/秒で取得されます。 |
データ送信速度 (kbps) | NICが送信したデータ速度がキロバイト/秒で取得されます。 |
受信パケット | NICが受け取ったネットワークパケット数です。 |
送信パケット | NICが送信したネットワークパケット数です。 |
このタブではESX/ESXiサーバーのディスク入力/出力状態を表示します。
メトリクス | 説明 |
LUN | 物理ディスクに関連付けられている論理ユニット数です。 |
バスリセット | 収集間隔時に引き起こされたSCSI-busのリセットコマンド数です。 |
中止コマンド | 収集間隔中に中止されたSCSIコマンド数です。 |
読み込み速度 (kbps) | LUNのディスク読み込み速度がキロバイト/秒で取得されます。 |
読み込み | LUNの読み込み操作数です。 |
書き込み速度 (kbps) | LUNのディスク書き込み速度がキロバイト/秒で取得されます。 |
書き込み | LUNの書き込み操作数です。 |
上記パフォーマンスメトリクスに対してしきい値を設定し、しきい値違反があった際にアラートを発生します。詳細はこちら
VMware環境にタグを作成して、表示します。VMware機器に関連付けたタグで、特定、取得、同期を自動で行い、ESX/ESXiホスト、仮想マシン、データストアといったVMwareモジュールを表示します。タグにより、監視の管理を容易にできます。