管理オブジェクトブラウザー (MOB)は全 ESX/ESXiサーバー、vCenterサーバーシステムで利用可能なWebベースのサーバーアプリケーションインビルドです。このvSphere機能で仮想マシン、データストア、リソースプールといったオブジェクトの情報を表示できます。MOBはデフォルトでvSohere 6.xで無効化されています。
デフォルトで、MOBはvSphere 6.xサーバーで無効化されていて、手動で有効にする必要があります。MOBが有効化されているかテストするには次の手順を行ってください。
次の手順を行って、vCenterやESX/ESXiホストに接続されているvSphereクライアントやvSphere Webクライアントを用いて有効化してください。
vSphereクライアントを用いたMOBの有効化
vSphere Webクライアントを用いたMOBの有効化
FQDNまたはIPアドレスを用いてWebブラウザーからMOBにアクセスします。
MOBは、オブジェクトモデルの基礎となる構造で表示されます。ログインに成功すると、次の画像のような画面が表示されます。
上記の画面はMOBを経由してVMwareリソースにアクセス可能であり、オンプレミスポーラーで監視されていることを示しています。
SSHのみ操作するマシンにオンプレミスポーラーがインストールされている場合、ブラウザーはMOBのアクセスを確認できません。このような場合、次のクエリを実行して、アクセスできるかを確認します。
wget --user MOB_USERNAME --password MOB_PASSWORD --no-check-certificate https://ESX_MOB_HOST_OR_IP:443/mob
MOB_USERNAME:MOBにアクセスするためのユーザー名
MOB_PASSWORD:ユーザー名に対応するパスワード
ESX_MOB_HOST_OR_IP:ESX/ESXiホストのホスト名またはIPアドレス
出力でステータスコード200が表示された場合、オンプレミスポーラーのインストールされているマシンからMOBにアクセスができること表します。エラーコード401が返された場合、クエリに入力したユーザー名とバスワードが有効であるかを確認します。