AWS Application Load Balancerのしきい値設定
しきい値設定プロファイルの追加
ELB監視を追加すると、デフォルトのしきい値プロファイルに関連付けられます。
このプロファイルにはしきい値が設定されていません。デフォルトのプロファイルの編集または新規作成を行い、しきい値設定を行えます。
しきい値の設定方法は次のとおりです。
ユーザー追加とアラート設定のカスタマイズは、こちらのページをご確認ください。
- [管理]→[設定プロファイル]→[しきい値と可用性]をクリックします。
- 画面右上の[しきい値プロファイルの追加]をクリックします。
- 次の情報を指定してください。
- 監視タイプドロップダウンから[Application Load Balancer]を選択します。
- 表示名:プロファイル名を入力します。
Application Load Balancer監視でしきい値設定が行えるメトリックは次の画像のとおりです。画像下部のドロップダウンからより多くのメトリックを選択可能です。
フィールドに値を指定し、その値に違反があると、監視ステータスが変わり設定した通知手段でアラートを発します。
ターゲットグループに未登録のターゲット(インスタンス/IP)が存在する際にアラートを抑制:[はい]を指定すると、アタッチされていないターゲットがあるターゲットグループのアラートを抑制します。これにより、ターゲットグループにターゲットが存在しない場合に、将来ターゲットが追加されることを予期して不要なアラートを防ぐことができます。
しきい値設定後、[保存]をクリックします。
しきい値詳細設定:
しきい値の条件を適用して、より詳細なしきい値違反を設定することができます。
たとえば、ELBの異常なホストの数が、連続ポーリング間隔で10を超えた場合のみ通知を行うよう定義することが可能です。
メトリックごとに詳細設定を定義できます。
ポーリング回数がデフォルトの設定に適用されています。
しきい値違反の判定には、複数条件
(>、<、>=、<=)を、しきい値へ設定することができ、条件にマッチした際に監視ステータスが変更されます。
指定できる条件は次のとおりです。
- [ポーリング数]:指定したポーリング回数で連続してしきい値違反が発生した場合に、監視ステータスが変更されます。
- [ポーリング平均]:メトリックの平均値が指定したポーリング値で連続して違反した場合に、監視ステータスが変更されます。
- [直近発生時間]:しきい値違反が指定した時間(分単位)で継続して発生した場合に、監視ステータスが変更されます。
- [平均時間]:メトリックの平均値が指定した時間(分単位)で継続して発生した場合、監視ステータスが変更されます。
デフォルトでは、[ポーリング数]の1回が指定されています。
[直近発生時間]および[平均時間]では、最低2回のポーリングが行われるように時間を指定する必要があります。
しきい値と可用性の編集
- [管理]→[設定プロファイル]→[しきい値と可用性]で、編集するプロファイルをクリックします。
- 変更するパラメーターを編集します。
- [保存]をクリックします。
しきい値と可用性の削除
- [管理]→[設定プロファイル]→[しきい値と可用性]で、削除するプロファイルをクリックします。
- [削除]をクリックします。