AWS DynamoDBのしきい値設定
DynamoDB監視にしきい値設定を新しく追加する
DynamoDBのテーブルを新規追加すると、デフォルトしきい値プロファイルに関連付けられます。このプロファイルには、関連しきい値が事前投入されていません。デフォルトしきい値のプロファイルを編集することも、自社独自のものを新規作成することもできます。
DynamoDB監視のしきい値プロファイルを新しく作るには、次の手順にしたがいます。ユーザー追加とアラート設定のカスタマイズは、 ユーザーとアラート管理のページを参照ください。
- 管理 > 設定プロファイル > しきい値・可用性 とクリックしてください。
- しきい値・可用性画面のしきい値・可用性をクリックしてください。
- 次の情報を指定してください。
- 監視タイプ:ドロップダウンからDynamoDBを選択。
- 表示名:対象を特定するラベルとして使います。
DynamoDB監視でサポートするパフォーマンス カウンターは、下記のとおりです。フィールドに値を指定すると、しきい値になります。しきい値違反の際は、監視ステータスが変わり、指定した通知方法でアラートが行われます。
しきい値設定が終われば、プロファイルの保存をしてください。その後、新規作成のしきい値プロファイルは、しきい値・可用性画面に表示されるようになります。
高度なしきい値設定(作戦):
対象とする作戦を選択し、パフォーマンス カウンターの条件を適用すれば、しきい値違反を検証することができます。たとえば、DynamoDBテーブルに1,000件の読み込みキャパシティを設定し、うち、900件を消費した時にアラートが発生するようにするものとします。しかし、一時的なバーストの保存上限「消費読み込みキャパシティ ユニット」を1,000以上にしている場合は、一時的に突出値が1,000を超えることがあります。この場合、アラートを受信する必要もありません。したがって、アラート作戦の定義にあたっては、読み込み件数が900を2回や3回と連続して超過した場合のみ通知を行うといったことも可能となっています。(メモ:DynamoDBへのポーリングは、5分に1度、行います)。
高度なしきい値設定(作戦):ポーリング回数はしきい値違反を確認する際に、デフォルトの作戦として利用します。しきい値違反の判定には、複数条件
(>、<、>=、<=)を、対象しきい値作戦へ適用することができます。下記の作戦に適用される条件がtrueの時、監視のステータスは
「トラブル」に変わります。
- ポーリング回数でのしきい値条件確認:しきい値に適用する条件が、指定の「ポーリング回数」を通じて妥当する場合、監視ステータスは、トラブルに変わります。
- ポーリング回数での平均値:属性値平均が、指定のポーリング回数にわたり、継続してしきい値への適用条件を満たす場合、監視ステータスは、トラブルに変わります。
- 指定期間での条件確認(分):しきい値への指定条件が、設定期間を通じて、すべてのポーリングについて継続して妥当の場合、監視ステータスは、トラブルに変わります。
- 指定期間での平均値(分):属性値平均が、設定期間について、しきい値への適用条件を継続して満たす場合、監視ステータスは、トラブルに変わります。
デフォルトでは、複数のポーリング チェック プランが適用されることはありません。適用されるプランがなければ、しきい値違反は、ポーリング1回で判別します。
プラン3「指定期間での条件確認」や4「指定期間での平均値」でしきい値違反を確実に検出するには、チェック間隔を最低2回カバーするように、期間を指定する必要する必要があります。
DynamoDB監視のしきい値・可用性の編集
- 編集するプロファイルをクリックしてください。
- 変更するパラメーターを、しきい値プロファイルの編集画面で編集。
- 保存をクリックしてください。
DynamoDB監視のしきい値・可用性の削除
- 削除するしきい値・可用性画面で削除するプロファイルをクリックしてください。
- これにより、しきい値プロファイルの編集 画面へと移動します。
- 削除をクリックしてください。