Ping監視のしきい値と可用性
ping監視のしきい値と可用性の追加
以下の手順でPing監視のしきい値と可用性プロファイルを追加します。
- [管理]→[設定プロファイル]→[しきい値と可用性]を表示します。
- 画面右上の[しきい値プロファイルの追加]より、[しきい値プロファイル]をクリックします。
- 以下の各項目を入力します。
- [しきい値の設定]で通知タイミングを任意に設定
※通知内容は、選択した監視タイプによって変わります。
- [しきい値タイプ]を設定します。
しきい値タイプには2つのオプション(一定しきい値/AIベースしきい値)が実装されています。
パケットロスのしきい値
Ping中のパケットロスの割合(パーセンテージ)をチェックします。
設定したしきい値のパケットが損失している場合に通知します。
- 一定しきい値
個々の属性を手動で設定する場合に選択します。
プライマリー/セカンダリー監視ロケーションの応答時間しきい値
応答時間のしきい値(ミリ秒)、ポーリング数を入力し、プライマリーまたはセカンダリーロケーションからの応答時間が入力した値を超えた場合に通知を受け取ります。
トラブル/クリティカル条件を個別に定義します。
高度なしきい値設定
ポーリング数は、しきい値違反を検出するためにデフォルトで設定されています。
しきい値違反の判定には、複数の条件(>、<、=、>=、<=)の中から設定します。
また、以下のしきい値設定のいずれかに該当する場合、監視対象のステータスはトラブルまたはクリティカルに変わります。
- ポーリング数の違反
設定したしきい値条件が、指定のポーリング回数に対して該当する場合、監視ステータスはトラブルまたはクリティカルに変わります。
- ポーリング平均の違反
指定のポーリング回数による応答時間の平均値が、設定したしきい値に該当する場合、監視ステータスはトラブルまたはクリティカルに変わります。
- ポーリング直近発生時間(分)の違反
設定したしきい値条件が、指定した過去の期間(分)のポーリングに対して該当する場合、監視ステータスはトラブルまたはクリティカルに変わります。
- ポーリング平均時間(分)の違反
指定のポーリング期間中における応答時間の平均値が、設定したしきい値に該当する場合、監視ステータスはトラブルまたはクリティカルに変わります。
※「ポーリング直近発生時間(分)の違反」または「ポーリング平均時間(分)の違反」を検出するためには、該当の監視のチェック頻度が少なくとも2回になるよう期間を指定する必要があります。
※
- AIベースしきい値
アノマリ検知により、しきい値が動的に設定されます。
AIベースのしきい値プロファイルについて
プライマリー/セカンダリー監視ロケーションの応答時間しきい値
異常検知とする重要度(Severity)、通知ステータス、IT自動化(オートメーション)を選択し、プライマリーまたはセカンダリーロケーションからの応答時間に異常がある場合やステータスがクリティカル/トラブルの場合に通知します。
- [保存]をクリックします。
保存したプロファイルは、[しきい値と可用性]の一覧に追加されます。
ユーザーが初めて[管理]→[インベントリー]→[監視の追加]からPing監視を追加すると、Pingのデフォルトのしきい値と可用性プロファイルが一覧に表示されます。
Ping監視のしきい値と可用性の編集
- [管理]→[設定プロファイル]→[しきい値と可用性]で、編集対象のプロファイルをクリックしてください。
- しきい値と可用性の編集画面で、必要な値を編集してください。
- 保存をクリックしてください。
Ping監視のしきい値と可用性の削除
- [管理]→[設定プロファイル]→[しきい値と可用性]で、削除対象のプロファイルをクリックしてください。
- しきい値と可用性の編集画面右下の[削除]より、対象のプロファイルを削除します。
※しきい値と可用性一覧の[≡]からも削除可能です。