APMアラート
APMインサイトでは、監視がトラブル、ダウン、クリティカルのステータスになるとアラートを行います。しきい値はアプリケーションレベルでのみ設定でき、インスタンスごとにはできません。
目次
概要
監視しているアプリケーションのパフォーマンスがしきい値を超過し、ステータスがトラブル、クリティカル、ダウンとなった際にアラート通知を行います。
例:
次の4インスタンスをもつアプリケーションが存在するとします。
- ダウン:4インスタンスすべてがダウン
- トラブル/クリティカル:すべてのインスタンスで集約された値がしきい値を超過
- アップ:対象のアプリケーションまたはインスタンスがアップ
- ダウンアラートはクラウド監視以外で適用できます。デフォルトでダウンアラートは無効化されています。
有効化方法の詳細は、こちらのページをご確認ください。
- アップアラートはダウンアラート設定が有効化されている場合にのみ、発生します。
しきい値の設定
- Site24x7アカウントにログインします。
- [APM]をクリックします。
- リスト右側にあるハンバーガーアイコンから、[編集]をクリックします。
- しきい値と可用性項目の[+]アイコン(新規作成)または鉛筆アイコン(編集)をクリックし、しきい値を修正します。
- 一定しきい値:ドロップダウンからメトリックを選択し、しきい値を設定します。
設定した値に対して、条件ドロップダウンから条件(<、<=、=、>、>=)を指定してください。通知でステータスの指定、オートメーションで自動化アクションの設定を行えます。
- AIベースしきい値:AIベースしきい値を使用して、アノマリ検知を用いた異常データの検出を行えます。
AIベースしきい値を選択した場合は、関連付けるアノマリ重大度を設定してください。
アラート通知の設定
- Site24x7アカウントにログインします。
- [APM]をクリックします。
- リストの右側にあるハンバーガーアイコンから[編集]をクリックします。
- 通知プロファイル項目で、[+]アイコン(新規追加)または鉛筆アイコン(編集)をクリックします。
サポートしているメトリックリスト
- Apdexスコア
- 平均応答時間
- エラーレート
- リクエスト数
- エラー数
- スループット
- 例外数
- リクエスト数偏差
- JVM CPU使用量
- ライブスレッド数
- ヒープメモリ使用量
- GC時間
- GC数
- NodeVM CPU使用量
- NodeVM ヒープメモリ使用量
- NodeVM GC停止時間
- NodeVM GC停止頻度
- アクティブインスタンス数
- トラブルインスタンス数
- クリティカルインスタンス数
- ダウンインスタンス数
- サスペンドインスタンス数
- トラブルインスタンスパーセンテージ
- クリティカルインスタンスパーセンテージ
- ダウンインスタンスパーセンテージ
- サスペンドインスタンスパーセンテージ
- 満足リクエストパーセンテージ
- 許容リクエストパーセンテージ
- 不満リクエストパーセンテージ
関連ガイド
ユーザーとアラートの管理
設定プロファイル