類似トランザクションのグループ化
トランザクション名が動的に決まることは、多くのアプリケーションで日常的です。このため、アプリケーションのパフォーマンス追跡は困難となっています。動的トランザクションでは、Webアプリケーションは同一URLを提示するもの、起動のたびに一意の識別子(英数字)を追加するため、トランザクション名自体が別物に見えるのです。このようなURLを、それぞれ追跡するのは、手間がかかりすぎます。Site24x7の、類似トランザクション グループ化機能を利用すれば、多くの動的トランザクションを、監視すべき実際のURLへ、まとめることが可能です。
.NETエージェントでの設定手順
- 設定の編集ウィンドウを開き、トランザクションのマージタブを選択。マージするすべてのトランザクション パターンを追加します。
- パターン サンプルでの、トランザクションのグルーピングは、こちらを参照ください。
- トランザクションのマージパターンを、マニュアルで設定します。
- エージェントのインストール後、APMインサイト(.NETエージェント)インストール フォルダーへ移動します。
- DotNetAgentフォルダーを開きます。
- transaction_merge_patterns.confを開き、パターンを、ここに示すように追加。
- このtransaction_merge_patterns.confファイルをコピーし、次の場所にコピーしてください。
- 複数監視の場合、上記パスより、アプリケーションごとに、すべてのサブフォルダーを指定。
- 設定ファイル内のパターンは、いつでも、追加、削除、コメントが可能です。
トランザクションのマージパターンの例
- 下記のパターンは、aspsite/account/で始まるトランザクションすべてにマッチし、名称はaccountに変わります。
aspsite/account/*=account
- 下記のパターンは、aspsite/で始まり、/basicdetailsで終わるトランザクションすべてにマッチします。名称はbasicdetailsに変わります。
aspsite/*/basicdetails=basicdetails
- 上記のパターンは、/educationdetailsで終わるすべてのトランザクションにマッチします。名称はeducationdetailsに変わります。
*/educationdetails=educationdetails