ヘルプ APM APM(.NET) 類似トランザクションのグループ化

類似トランザクションのグループ化

トランザクション名が動的に決まることは、多くのアプリケーションで日常的です。このため、アプリケーションのパフォーマンス追跡は困難となっています。動的トランザクションでは、Webアプリケーションは同一URLを提示するもの、起動のたびに一意の識別子(英数字)を追加するため、トランザクション名自体が別物に見えるのです。このようなURLを、それぞれ追跡するのは、手間がかかりすぎます。Site24x7の、類似トランザクション グループ化機能を利用すれば、多くの動的トランザクションを、監視すべき実際のURLへ、まとめることが可能です。

.NETエージェントでの設定手順

  1. 設定の編集ウィンドウを開き、トランザクションのマージタブを選択。マージするすべてのトランザクション パターンを追加します。
    APMインサイト:トランザクションのマージ4
     
  2. パターン サンプルでの、トランザクションのグルーピングは、こちらを参照ください。
  3. トランザクションのマージパターンを、マニュアルで設定します。
  4. エージェントのインストール後、APMインサイト(.NETエージェント)インストール フォルダーへ移動します。
  5. DotNetAgentフォルダーを開きます。
  6. transaction_merge_patterns.confを開き、パターンを、ここに示すように追加。
  7. このtransaction_merge_patterns.confファイルをコピーし、次の場所にコピーしてください。
    • エージェント データのパス
      %SystemDrive%\ProgramData\DotnetAgent
    • Windows Server 2003でのエージェント データのパス
      %SystemDrive%\Documents and Settings\All Users\Application Data\DotNetAgent
  8. 複数監視の場合、上記パスより、アプリケーションごとに、すべてのサブフォルダーを指定。
  9. 設定ファイル内のパターンは、いつでも、追加、削除、コメントが可能です。

トランザクションのマージパターンの例

  1. 下記のパターンは、aspsite/account/で始まるトランザクションすべてにマッチし、名称はaccountに変わります。
    aspsite/account/*=account
  2. 下記のパターンは、aspsite/で始まり、/basicdetailsで終わるトランザクションすべてにマッチします。名称はbasicdetailsに変わります。
    aspsite/*/basicdetails=basicdetails
  3. 上記のパターンは、/educationdetailsで終わるすべてのトランザクションにマッチします。名称はeducationdetailsに変わります。
    */educationdetails=educationdetails

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