RUMのトレースルートを用いることで、Webサイトを閲覧するために要求を行ったネットワークパスやその間の各ホップについて特定できます。これは要求が自身のWebサイトに至るまでに問題があったかを特定するのに役立ちます。
複数の場所から自身のWebサイトに要求がレンダリングされたとします。それらの場所からあった要求によって通ったパスが次のように表示されます。
上に示されている図で、赤いノードは失敗を表し、要求が対応する発信元から代替するパスで処理されたことを意味します。これでは全体の応答時間を著しく上昇させてしまうかもしれません。失敗したノードを特定することで、ISPプロバイダーに再追跡を減らしたり、不必要なIPを取り除くよう勧めることができます。これはアプリケーションの応答時間の改善に役立ちます。
トレースルートの設定方法:
メモ:一日に4つのトレースルートを作成できます。作成されたトレースルートは午前12時まで利用可能です。