スレッドのプロファイリング
スレッドのプロファイリングにより、コードスタック内のボトルネットの特定・切り分けが可能となります。Site24x7 APMインサイトでは、選択期間に収集したスレッド プロファイルすべてを、スレッド数、CPU時間、メモリの情報とあわせ提供します。それぞれのスレッド プロファイルは、アプリケーションがプロファイリングされた時点での、スレッド リストです。
スレッド プロファイルのどれかをクリックすると、次の情報が表示されます。
- CPU消費の激しいスレッドと、そのスレッド ID、CPU時間、メモリ割り当て情報
- アプリケーションのパフォーマンスに影響しうる、時間のかかっているメソッド
- それぞれのメソッドの実行件数
もくじ
- スレッド プロファイルの表示
- スレッド プロファイルのタイプ
1. スレッド プロファイルの表示:
- Site24x7アカウントにログインしてください。
- ホーム > APM > アプリケーションと移動。
- スレッドのプロファイリング タブ > それぞれのスレッドとクリックし、こまかく調べていきます。
2. スレッド プロファイルのタイプ
スケジュール プロファイリング:
デフォルトでは、APMインサイトは、スレッドのプロファイリングを、1日に2回、5分をかけ実行します。
オンデマンド プロファイリング:
オンデマンド プロファイリングでは、スレッドのプロファイリングをその時点で開始し、5分から30分の期間にわたって実行します。
スレッドは、指定期間内に定期的にサンプリングされ、集約データはサンプリングが終わると表示されます。
オンデマンド プロファイリングを始めるには
- Site24x7アカウントにログインしてください。
- ホーム > APM > アプリケーションと移動します。
- スレッド プロファイリング タブ > オンデマンド スレッド プロファイリング タブとクリック。
- 期間を指定し、プロファイリング開始をクリックしてください。
オンデマンド プロファイリングの開始は、1時間に1回のみ可能です。つまり、5分間のプロファイリングを始めると、次の実行まで、55分待つ必要があります。
オンデマンド プロファイリングは、アプリケーションとインスタンスのどちらにも実行できます。
- アプリケーション ビューでは、オンデマンド プロファイリングは、最初に対象となったインスタンスに実行されます。
- インスタンス ビューでは、オンデマンド プロファイリングは、インスタンスがアップの時だけ可能です。
- インスタンスのダウン中に、オンデマンド プロファイリングを始めようとすると、「エージェントは現在、ダウンしています。時間をあけて、リトライをお願いします」と表示されます。
- インスタンスの停止中は、オンデマンド プロファイリングは無効となります
スレッドのプロファイリングの動作を、映像で手早く確認ください。