ヘルプ EC2 CloudWatchとエージェントの連携 EC2の統合インスタンス監視のUIページ
このドキュメントでは、EC2インスタンスの統合監視で提供される追加UIコンポーネントを詳述します。詳細な追加情報は、次のリンクから確認ください。
連携が終わると、監視ステータス ページのホーム タブに、EC2インスタンスの統合監視が表示されます。ここでは、EC2インスタンスの統合監視とEC2 CloudWatch監視を、視覚的に区別するため、エージェント アイコンが監視名の隣に表示されています。
展開したエージェントのタイプ情報も表示されます。上記の例では、Linuxが監視の表示名の下に出ています。
EC2インスタンス サマリ ページに移動すると、EC2インスタンスのホスト名が表示されます。EC2インスタンス統合監視の表示名を下に記します。
EC2の概要、ボリューム、EC2インベントリ タブに加え、統合画面には、追加タブが表示されます。必要な場合、独自のタブを作成し、カスタム メトリックを扱うことも可能です。EC2インスタンス サマリのタブでは、物理CPU利用状況、メモリ利用状況、システム平均負荷、システム アイドル・ビジー時間、スレッド数などの各種システム パフォーマンス メトリックについても、追加の図表が示されます。
EC2 CloudWatch監視とEC2インスタンスの統合監視の見た目の違いについては、下をご覧ください。追加のダッシュボード タブが利用できる状態になっています。
Linux上のEC2インスタンスについては、次のタブが追加されます。
Windows上のEC2インスタンスについては、次のタブが追加されます。
各種のダッシュボード タブと追加の図表について、下に、詳しく説明します。
サマリ ページでは、EC2 CloudWatchメトリックと、エージェント作成のシステム メトリックの双方について、パフォーマンスの図表を表示します。
ボリューム タブは、アタッチしたEBSボリュームについて、帯域, スループット、遅延など、各種パフォーマンス メトリックの時系列グラフを、表示します。
EC2インベントリ タブには、インスタンス設定情報と、EC2ホスト情報の両者が表示されます。
任意の期間を指定し、物理ホストの、実CPU利用状況と、コアごとのCPU利用量を表示します。統計収集の対象は、プロセッサー割り込みとコンテキスト スイッチです。CPUのしきい値を設定し、異常なスパイク(突出値)を特定できます。
インスタンスの平均メモリ利用状況を表示します。メモリ内訳けを把握、空きメモリを使用済みバイト量と比較、スワップ利用量を監視し、メモリ状況に応じたアラートを設定すれば、ページ フォールト発生を知ることができます。
アタッチしたEBSボリュームのファイルシステム利用量を監視します。空きスペースや利用量を確認、それぞれのディスク利用の状況を分析し、ディスクI/Oのパフォーマンスを把握します。
アクティブなプロセスやWindowsサービスを、検出・追加します。期間を指定し、CPUやメモリの消費上位のプロセスを見つけることが可能です。プロセスごとにしきい値を設定し、CPU、メモリ、スレッド、ハンドル数を監視してください。
それぞれのElastic Network Interfaceについて、帯域の利用状況が、バイト数とパケット数で分かります。しきい値の設定で、パケットのエラーと廃棄を特定できます。
プラグインをエージェントに設定・実行すると、当社は現在、50以上の 標準Linuxプラグインを提供しています。独自のプラグインを、DLL、PowerShell、バッチ、VBScriptで、Windowsインスタンスむけに記述可能です。サービス ドキュメントで、プラグインを詳しく説明しています。
本サービスでは、重大なイベントと異常を、WindowsイベントログやLinux syslogで見つけるための、ルール設定ができます。イベントは、重要度、ログ タイプ、ソースを基準に、視覚化・グルーピングも可能です。
ユーティリティ ファイルシステム、ディレクトリ、ポート、URLをチェックするための、標準ユーティリティです。サービス ドキュメントで、各種リソース チェックの設定方法を解説しています。
現在、アクティブなプロセスを、プロセス識別番号、実行パス、コマンドライン引数をあわせ、リストアップします。