ヘルプ アマゾン ウェブ サービス EC2 CloudWatchとエージェントの連携
この機能では、EC2インスタンスを個別に監視するアプローチは排除し、CloudWatchの制約を超えて、すべてを一気に監視できるようにします。CloudWatchとエージェントの連携により、動的にEC2を活用する際につきまとう複雑な事情は、劇的に単純化されます。特筆に値するのは、次のとおりです。
この連携を有効にするには、まず、AWSアカウントをSite24x7に接続する必要があります。これは、Site24x7をIAMユーザーとして作成しても、クロス アカウントIAMロールを、AWSアカウントとSite24x7の間に作成しても、可能です。Site24x7はCloudWatch APIを利用し、アベイラビリティ ゾーンごとに稼働中で、利用できるEC2の全インスタンスを検出します。EC2 CloudWatch監視は、EC2インスタンスごとに作成されます。
つづいて、エージェントをインスタンスにインストールしてください。エージェントを展開すると、エージェント作成のシステム・アプリケーションすべてのメトリックが、EC2インスタンス監視統合UIに表示されます。現在、この連携機能は、WindowsとLinux上のEC2インスタンスをサポートしています。エージェントのバージョン、互換性、インストール手順について、より詳しくは、下記のエージェント インストール ドキュメントをご覧ください。
EC2データをSite24x7コンソールに表示するには、サーバー > EC2インスタンス > と移動し、EC2インスタンスを選択してください。
ラライセンスの観点からは、EC2インスタンスの統合監視は、2つのベーシック監視とみなします(EC2 CloudWatch監視1つと、サーバー展開したエージェントの組み合わせ)。
EC2インスタンスをCloudWatch API連携で監視している場合、サーバーエージェントのインスタンスへの展開により、監視能力を拡大できます。エージェントを展開すると、連携が自動的にはじまり、メモリ、ディスク利用状況、アプリケーションのメトリック(プラグインで取得)、その他のエージェントからのメトリックを、既存のCloudWatchデータに追加。エージェントからのメトリックすべてが、CloudWatchデータとあわせ、EC2インスタンス監視の統合UIで確認可能となります。
エージェント データは、EC2インスタンス監視統合UIに移動すれば、表示されています。Site24x7コンソールで、サーバー > EC2インスタンス > と移動し、EC2インスタンスを選択してください。
ここから先は、Site24x7コンソールによる自動連携の起動を説明します。たとえばEC2インスタンス5つからなるグループ1つを、当社CloudWatch連携で監視している際のシナリオを検討します。ここで、パフォーマンスをより深く知るため、インスタンスへのエージェント展開を決定したとします。終了後は、CPU、メモリ、プラグイン、ディスク利用状況、リソース チェックなど、エージェント作成のデータとダッシュボード タブすべてが、EC2インスタンスの監視統合UIに表示されるようになります。 (通常の、サーバー監視作成の挙動は発生しません)。
これは、逆もまた同様です。スタンドアロンのEC2インスタンスをエージェントで監視中に、AWSアカウントをSite24x7に接続すると決定したとします。終了後は、既存のサーバー監視からの全データ(メトリック、設定プロファイル、しきい値)が、新しく作成されたEC2インスタンスの統合監視へと、出力されるようになります。あわせて、元のサーバー監視は消滅します。
EC2データを表示するには、Site24x7コンソールで、サーバータブ> EC2インスタンス > と移動し、EC2インスタンスを選択してください。
EC2インスタンス監視に、当社CloudWatch API連携とサーバー エージェントを併用している既存ユーザーは、2つの監視を、1つのEC2インスタンス監視に結合することができます。詳細は、当社サービス ドキュメントを参照ください。
インスタンスのタイプに応じて、EC2インスタンスの統合監視には、メモリ、ディスク利用状況などの属性にかかわるダッシュボード タブや図表が、追加されます。より詳しくは、サービス ドキュメントをご覧ください。
Site24x7 AppLogsを用いて監視ログを収集します。
エージェントのしきい値プロファイルを設定し連携させるには、次の方法1と2の両方を行います。方法3は既に連携されているエージェントにしきい値プロファイルを設定する方法です。
設定ルールを追加するための最初の手順はこちらを参照してください。監視タイプでEC2インスタンスを選択します。アクションの定義でドロップダウンリストからエージェントしきい値プロファイルを選択し、サーバーに対して設定したいしきい値プロファイルを選択します。
Amazon Web Services (AWS)監視のアドバンス設定で、しきい値プロファイルの自動割り当てに移動します。設定するサービスとしてEC2インスタンスを選択します。エージェントしきい値プロファイルのドロップダウンメニューから設定したいしきい値プロファイルを設定します。
すでに設定してあるサーバー監視にしきい値プロファイルを設定し編集するには、次の手順を参照してください。