ヘルプ EC2 CloudWatch・エージェント連携 EC2インスタンスへのLinuxエージェント デプロイ

Linuxエージェントのインストール

互換性と要件

サポートするOS

  • Linux監視エージェントでは、Debian、Ubuntu、CentOS、RedHat、Madriva、Fedora、SUSEをサポートしています。

プロセッサーのアーキテクチャ

  • Linux:32ビット、64ビット

エージェントのバージョン

  • Linuxエージェント:バージョン16.1.0以上

インストール

EC2インスタンスへの接続

はじめに、Linuxインスタンスへ、SSHで接続します。インスタンス起動時に作成するプライベート鍵の.pemファイル パス、ユーザー名、インスタンスのパブリックDNS名を指定してください。ユーザー名はLinuxフレーバーごとにことなることがありますので、AMIプロバイダーに確認ください。

例:

ssh -i /path/my-key-pair.pem ec2-user@ec2-198-51-100-1.compute-1.amazonaws.com
/path/my-key-pair .pem (ローカル マシンの、プライベート鍵.pemファイルへのパス)
ec2-user (Lunuxインスタンスのユーザー名)
ec2-198-51-100-1.compute-1.amazonaws.com  (インスタンスのパブリックDNS)

Linuxエージェントの設定

ライセンス キーで、エージェントのデプロイを認証します。EC2インスタンスから収集したメトリックは、ライセンス キーで、ユーザー アカウントに関連付けられます。詳細はこちらです。

ワンステップインストール

  • LinuxエージェントをEC2インスタンスにダウンロード・デプロイするには、端末で次のコマンドを実行してください。この作業は、32ビットでも64ビットでも同じです。
    sudo -E bash -c "$(curl -sL https://staticdownloads.site24x7.com/server/Site24x7InstallScript.sh)" readlink -i -key=<Device Key>

Linuxエージェントのインストール手順

次に、端末で、以下のコマンドを実行します。

  1. [64ビット] 
    sudo wget https://plus.site24x7.com//sagent//Site24x7_Linux_64bit.install
    sudo chmod 755 Site24x7_Linux_64bit.install
    sudo ./Site24x7_Linux_64bit.install -i -key=<DEVICE_KEY>

    組織のプロキシを利用し、エージェントをインストールするには:

    sudo wget https://plus.site24x7.com//sagent//Site24x7_Linux_64bit.install
    sudo chmod 755 Site24x7_Linux_64bit.install 
    sudo ./Site24x7_Linux_64bit.install -i -key=<DEVICE_KEY> -proxy=user:password@proxyhost:proxyport

    または、

    sudo ./Site24x7_Linux_64bit.install -i -key=<DEVICE_KEY> -proxy=user@host:port
  2. [32ビット]
    sudo wget https://plus.site24x7.com//sagent//Site24x7_Linux_32bit.install
    sudo chmod 755 Site24x7_Linux_32bit.install
    sudo ./Site24x7_Linux_32bit.install -i -key=<DEVICE_KEY>

    組織のプロキシを利用し、エージェントをインストールするには:

    sudo wget https://plus.site24x7.com//sagent//Site24x7_Linux_32bit.install
    sudo chmod 755 Site24x7_Linux_32bit.install 
    sudo ./Site24x7_Linux_32bit.install -i -key=<DEVICE_KEY> -proxy=user:password@proxyhost:proxyport

    または、

    sudo ./Site24x7_Linux_32bit.install -i -key=<DEVICE_KEY> -proxy=user@host:port

    または、

    sudo ./Site24x7_Linux_32bit.install -i -key=<DEVICE_KEY> -proxy=host:port

既存Amazon Machine Image(AMI)の起動中に、Linuxエージェントをインストール

Amazon EC2マネジメント コンソールでインスタンスを起動する場合は、Linuxインスタンスにユーザー データを渡して設定を行う方法が2つあります。EC2に引き渡せるのは、shelには、リプトとcloud-initディレクティブです。Site24x7 Linuxエージェントのshellスクリプト「InstallSite24x7LinuxAgent.sh」をダウンロードし、デバイス キーを付加して、ユーザー データとして引き渡してください。コマンドはLinux起動時に実行されます。

エージェントのshellスクリプトで、ユーザー データをインスタンスに渡すには、次の手順にしたがってください。

  • InstallSite24x7LinuxAgent.shファイルをローカルにダウンロード。
  • スクリプト ファイルを編集し、デバイス キーをDEVICE_KEY=に記載。
    デバイス キーは、 管理 > 開発者情報 > デバイス キー で見つかります。
  • AWSアカウントにログインし、EC2マネジメント コンソールへ移動してください。
  • インスタンス作成のセクションで、インスタンス起動を選択。
  • AMI選択タブで、利用するAMIタイプを選択。
  • 「インスタンス設定タブ」で、「高度な詳細」を選択すると、セクションが開きます。
  • 「ユーザー データ」欄で、「ファイルにしたがう」を選択。
  • 「ファイル選択」をクリックし、ローカルに保存してあるInstallSite24x7LinuxAgent.shをアップロードしてください。
  • 完了次第、確認後、インスタンスを起動します。
複数インスタンスを同時起動している場合は、ユーザー データは、グループ内で起動している全インスタンスで利用できます。

新規Amazon Machine Image(AMI)の作成中にLinuxエージェントをインストール

下記のエージェント インストール スクリプトを、Linux EC2インスタンスの/etc/rc.localファイルに追加してください。完了すると、スクリプトがブート時に実行され、インスタンスへ、Linuxエージェントがダウンロード・インストールされます。

下記スクリプトへデバイス キーを追記し、/etc/rc.localファイルに加えてください。

  1. [64ビット:AMI]
    if [ ! -f /etc/init.d/site24x7monagent ]; then
    wget https://plus.site24x7.com//sagent//Site24x7_Linux_64bit.install
    chmod 755 Site24x7_Linux_64bit.install
    ./Site24x7_Linux_64bit.install -i -key=<DEVICE_KEY>
    fi
  2. [32ビット:AMI]
    if [ ! -f /etc/init.d/site24x7monagent ]; then
    wget https://plus.site24x7.com//sagent//Site24x7_Linux_32bit.install
    chmod 755 Site24x7_Linux_32bit.install
    ./Site24x7_Linux_64bit.install -i -key=<DEVICE_KEY>
    fi

CloudFormationテンプレートによるLinuxエージェントのインストール

CloudFormationテンプレートを利用すると、インスタンスへの接続不要で、Linuxエージェントを設定できます。

下記コマンドを、CloudFormationスクリプトのユーザー データ プロパティに追加してください。テンプレート作動時に、 ユーザー データ プロパティにしたがい、Linuxエージェントのインストールに必要な作業が実行されます。

"UserData" :{
"Fn::Base64" : {
"Fn::Join" : [ ",", [
"#!/bin/bash\n",
"sudo wget https://plus.site24x7.com//sagent//Site24x7_Linux_64bit.install\n",
"sudo chmod 755 Site24x7_Linux_64bit.install\n",
"sudo ./Site24x7_Linux_64bit.install -i -key=<DEVICE_KEY>\n"]]
}
}

Auto Scaling中のエージェントのインストール

Auto Scaling起動設定テンプレートを作成し、Auto Scalingグループに割り当てます。このテンプレートは、EC2インスタンスの起動時に利用されます。起動設定テンプレートには、インスタンスAMIのID、インスタンス タイプ、セキュリティ グループなど、EC2インスタンスの情報が記載されています。これは、インスタンス起動時に指定するものと同じ情報であり、ここでも、ユーザーには、Linuxエージェントのshellスクリプトを、 ユーザー データとして引き渡す選択しがあります。

Site24x7 Linuxエージェントのshellスクリプト「InstallSite24x7LinuxAgent.sh」をダウンロードし、デバイス キーを付加して、ユーザー データとして引き渡してください。コマンドはインスタンス起動時に実行されます。

  • InstallSite24x7LinuxAgent.shをローカルにダウンロード。
  • スクリプト ファイルを編集し、デバイス キーをDEVICE_KEY=に記載。
    デバイス キーは、 管理 > 開発者情報 > デバイス キー で見つかります。
  • AWSアカウントにログインし、EC2マネジメント コンソールへ移動してください。
  • Auto Scalingの下からナビゲーション パネルで、「起動設定」を選び、「起動設定の作成」をクリック。
  • 「AMI選択タブ」で利用するAMIを選び、「設定詳細」タブで、高度な詳細を選択すると、セクションが開きます。
  • 「ユーザー データ」欄で、「ファイルにしたがう」を選択。ローカルにあるInstallSite24x7LinuxAgent.shファイルを、検索・アップロードしてください。
  • 作成した設定を、確認・起動してください。完了すると、起動設定をAuto Scalingグループに適用できます。

起動設定の作成とグループへの割り当ては、AWS CLIでも可能です。

AWS Auto Scaling中にエージェントをインストールする手順

  • 起動設定の作成:
    as-create-launch-config <CONFIG_NAME> --image-id <AMI_ID> --instance-type <INSTANCE_TYPE> --user-data-file InstallSite24x7LinuxAgent.sh
    as-create-launch-config TestLaunchConfig --image-id ami-bd4ed56f --instance-type t1.micro --user-data-file InstallSite24x7LinuxAgent.sh
  • To assign the configuration to an Autoscaling group:
    as-update-auto-scaling-group <GROUP_NAME> --launch-configuration <CONFIG_NAME>
    as-update-auto-scaling-group TestAutoScalingGroup --launch-configuration TestLaunchConfig

AWS Command Line Interface(CLI)でのインストール

ローカル マシンにAWS CLIをインストール済みの場合、次の方法も利用できます。

  • InstallSite24x7LinuxAgent.shをローカルにダウンロード。
  • スクリプト ファイルを編集し、デバイス キーをDEVICE_KEY=に記載。
  • CLIで次のコマンドを実行。
    ec2-run-instances --key KEYPAIR --user-data-file InstallSite24x7LinuxAgent.sh ami-bf5eb9d6
    AWS CLIのインストール法については、こちらを参照ください。

設定管理ツール

EC2インスタンスへのLinuxエージェント一括インストールには、Chefなど、設定管理ツールも利用できます。

エージェントの再起動

インスタンスに接続し、次のコマンドを端末で入力、Linuxエージェントを再起動してください。

sudo /etc/init.d/site24x7monagent restart

Linuxエージェントのアンインストール

インスタンスに接続し、次のコマンドを端末で入力、Linuxエージェントをインスタンスから削除します。

sudo /opt/site24x7/monagent/bin/uninstall

Site24x7標準のLinuxプラグインを利用する

AWS環境で稼働している、各種アプリケーション サービスのメトリックを監視できます。Site24x7の標準プラグインでは、Linux EC2インスタンスで、Apache、nginx、MySQL、memcached、その他30種のアプリケーションのパフォーマンスを監視可能です。