Linuxエージェントのインストール
互換性と要件
サポートするOS
- Linux監視エージェントでは、Debian、Ubuntu、CentOS、RedHat、Madriva、Fedora、SUSEをサポートしています。
プロセッサーのアーキテクチャ
エージェントのバージョン
- Linuxエージェント:バージョン16.1.0以上
インストール
EC2インスタンスへの接続
はじめに、Linuxインスタンスへ、SSHで接続します。インスタンス起動時に作成するプライベート鍵の.pemファイル パス、ユーザー名、インスタンスのパブリックDNS名を指定してください。ユーザー名はLinuxフレーバーごとにことなることがありますので、AMIプロバイダーに確認ください。
例:
ssh -i /path/my-key-pair.pem ec2-user@ec2-198-51-100-1.compute-1.amazonaws.com
/path/my-key-pair .pem (ローカル マシンの、プライベート鍵.pemファイルへのパス)
ec2-user (Lunuxインスタンスのユーザー名)
ec2-198-51-100-1.compute-1.amazonaws.com (インスタンスのパブリックDNS)
Linuxエージェントの設定
ライセンス キーで、エージェントのデプロイを認証します。EC2インスタンスから収集したメトリックは、ライセンス キーで、ユーザー アカウントに関連付けられます。詳細はこちらです。
ワンステップインストール
Linuxエージェントのインストール手順
次に、端末で、以下のコマンドを実行します。
- [64ビット]
sudo wget https://plus.site24x7.com//sagent//Site24x7_Linux_64bit.install
sudo chmod 755 Site24x7_Linux_64bit.install
sudo ./Site24x7_Linux_64bit.install -i -key=<DEVICE_KEY>
組織のプロキシを利用し、エージェントをインストールするには:
sudo wget https://plus.site24x7.com//sagent//Site24x7_Linux_64bit.install
sudo chmod 755 Site24x7_Linux_64bit.install
sudo ./Site24x7_Linux_64bit.install -i -key=<DEVICE_KEY> -proxy=user:password@proxyhost:proxyport
または、
sudo ./Site24x7_Linux_64bit.install -i -key=<DEVICE_KEY> -proxy=user@host:port
- [32ビット]
sudo wget https://plus.site24x7.com//sagent//Site24x7_Linux_32bit.install
sudo chmod 755 Site24x7_Linux_32bit.install
sudo ./Site24x7_Linux_32bit.install -i -key=<DEVICE_KEY>
組織のプロキシを利用し、エージェントをインストールするには:
sudo wget https://plus.site24x7.com//sagent//Site24x7_Linux_32bit.install
sudo chmod 755 Site24x7_Linux_32bit.install
sudo ./Site24x7_Linux_32bit.install -i -key=<DEVICE_KEY> -proxy=user:password@proxyhost:proxyport
または、
sudo ./Site24x7_Linux_32bit.install -i -key=<DEVICE_KEY> -proxy=user@host:port
または、
sudo ./Site24x7_Linux_32bit.install -i -key=<DEVICE_KEY> -proxy=host:port
既存Amazon Machine Image(AMI)の起動中に、Linuxエージェントをインストール
Amazon EC2マネジメント コンソールでインスタンスを起動する場合は、Linuxインスタンスにユーザー データを渡して設定を行う方法が2つあります。EC2に引き渡せるのは、shelには、リプトとcloud-initディレクティブです。Site24x7 Linuxエージェントのshellスクリプト「InstallSite24x7LinuxAgent.sh」をダウンロードし、デバイス キーを付加して、ユーザー データとして引き渡してください。コマンドはLinux起動時に実行されます。
エージェントのshellスクリプトで、ユーザー データをインスタンスに渡すには、次の手順にしたがってください。
- AWSアカウントにログインし、EC2マネジメント コンソールへ移動してください。
- インスタンス作成のセクションで、インスタンス起動を選択。
- AMI選択タブで、利用するAMIタイプを選択。
- 「インスタンス設定タブ」で、「高度な詳細」を選択すると、セクションが開きます。
- 「ユーザー データ」欄で、「ファイルにしたがう」を選択。
- 「ファイル選択」をクリックし、ローカルに保存してあるInstallSite24x7LinuxAgent.shをアップロードしてください。
- 完了次第、確認後、インスタンスを起動します。
複数インスタンスを同時起動している場合は、ユーザー データは、グループ内で起動している全インスタンスで利用できます。
新規Amazon Machine Image(AMI)の作成中にLinuxエージェントをインストール
下記のエージェント インストール スクリプトを、Linux EC2インスタンスの/etc/rc.localファイルに追加してください。完了すると、スクリプトがブート時に実行され、インスタンスへ、Linuxエージェントがダウンロード・インストールされます。
下記スクリプトへデバイス キーを追記し、/etc/rc.localファイルに加えてください。
- [64ビット:AMI]
if [ ! -f /etc/init.d/site24x7monagent ]; then
wget https://plus.site24x7.com//sagent//Site24x7_Linux_64bit.install
chmod 755 Site24x7_Linux_64bit.install
./Site24x7_Linux_64bit.install -i -key=<DEVICE_KEY>
fi
- [32ビット:AMI]
if [ ! -f /etc/init.d/site24x7monagent ]; then
wget https://plus.site24x7.com//sagent//Site24x7_Linux_32bit.install
chmod 755 Site24x7_Linux_32bit.install
./Site24x7_Linux_64bit.install -i -key=<DEVICE_KEY>
fi
CloudFormationテンプレートによるLinuxエージェントのインストール
CloudFormationテンプレートを利用すると、インスタンスへの接続不要で、Linuxエージェントを設定できます。
下記コマンドを、CloudFormationスクリプトのユーザー データ プロパティに追加してください。テンプレート作動時に、 ユーザー データ プロパティにしたがい、Linuxエージェントのインストールに必要な作業が実行されます。
"UserData" :{
"Fn::Base64" : {
"Fn::Join" : [ ",", [
"#!/bin/bash\n",
"sudo wget https://plus.site24x7.com//sagent//Site24x7_Linux_64bit.install\n",
"sudo chmod 755 Site24x7_Linux_64bit.install\n",
"sudo ./Site24x7_Linux_64bit.install -i -key=<DEVICE_KEY>\n"]]
}
}
Auto Scaling中のエージェントのインストール
Auto Scaling起動設定テンプレートを作成し、Auto Scalingグループに割り当てます。このテンプレートは、EC2インスタンスの起動時に利用されます。起動設定テンプレートには、インスタンスAMIのID、インスタンス タイプ、セキュリティ グループなど、EC2インスタンスの情報が記載されています。これは、インスタンス起動時に指定するものと同じ情報であり、ここでも、ユーザーには、Linuxエージェントのshellスクリプトを、 ユーザー データとして引き渡す選択しがあります。
Site24x7 Linuxエージェントのshellスクリプト「InstallSite24x7LinuxAgent.sh」をダウンロードし、デバイス キーを付加して、ユーザー データとして引き渡してください。コマンドはインスタンス起動時に実行されます。
- AWSアカウントにログインし、EC2マネジメント コンソールへ移動してください。
- Auto Scalingの下からナビゲーション パネルで、「起動設定」を選び、「起動設定の作成」をクリック。
- 「AMI選択タブ」で利用するAMIを選び、「設定詳細」タブで、高度な詳細を選択すると、セクションが開きます。
- 「ユーザー データ」欄で、「ファイルにしたがう」を選択。ローカルにあるInstallSite24x7LinuxAgent.shファイルを、検索・アップロードしてください。
- 作成した設定を、確認・起動してください。完了すると、起動設定をAuto Scalingグループに適用できます。
起動設定の作成とグループへの割り当ては、AWS CLIでも可能です。
AWS Auto Scaling中にエージェントをインストールする手順
- 起動設定の作成:
as-create-launch-config <CONFIG_NAME> --image-id <AMI_ID> --instance-type <INSTANCE_TYPE> --user-data-file InstallSite24x7LinuxAgent.sh
例
as-create-launch-config TestLaunchConfig --image-id ami-bd4ed56f --instance-type t1.micro --user-data-file InstallSite24x7LinuxAgent.sh
- To assign the configuration to an Autoscaling group:
as-update-auto-scaling-group <GROUP_NAME> --launch-configuration <CONFIG_NAME>
例
as-update-auto-scaling-group TestAutoScalingGroup --launch-configuration TestLaunchConfig
AWS Command Line Interface(CLI)でのインストール
ローカル マシンにAWS CLIをインストール済みの場合、次の方法も利用できます。
設定管理ツール
EC2インスタンスへのLinuxエージェント一括インストールには、Chefなど、設定管理ツールも利用できます。
エージェントの再起動
インスタンスに接続し、次のコマンドを端末で入力、Linuxエージェントを再起動してください。
sudo /etc/init.d/site24x7monagent restart
Linuxエージェントのアンインストール
インスタンスに接続し、次のコマンドを端末で入力、Linuxエージェントをインスタンスから削除します。
sudo /opt/site24x7/monagent/bin/uninstall
Site24x7標準のLinuxプラグインを利用する
AWS環境で稼働している、各種アプリケーション サービスのメトリックを監視できます。Site24x7の標準プラグインでは、Linux EC2インスタンスで、Apache、nginx、MySQL、memcached、その他30種のアプリケーションのパフォーマンスを監視可能です。