ヘルプ Amazon Web Services AWS Lambda
AWS Lambdaでは、コンピューターリソースのプロビジョニングや管理をすることなく、バックエンドサービスとアプリケーションをイベント駆動型機能として設定したり、需要に応じて自動的にスケールしたりできます。Site24x7のAWS Lambda連携により、重要なLambdaメトリクスや実行ログ機能を監視し、実行時間とパフォーマンスの最適化を図ります。
さらに、Lambda@EdgeとLambda Extensionsを監視することもできます。
Lambda関数のディスカバリーのためにSite24x7で次の権限が必要です。詳細はこちら
Site24x7では、アプリケーションコードで生成したログの収集と保管のために、以下の権限を提供します:
まずは、Lambda関数に割り当てられた実行ロールが、リクエストと関数実行ログをCloudWatchログへ公開するために必要な権限を備えているか確認します。
Site24x7では、CloudWatch APIを5分毎にクエリし、Lambda関数のパフォーマンスメトリクスを収集します。 詳細はこちら
属性 | 詳細 | 統計 | データタイプ |
---|---|---|---|
呼び出し期間 | イベントソースまたは外部APIリクエストに応答してコードが実行された回数です。成功または失敗した呼び出しは、このメトリクスに含まれます。 | 合計と平均 | カウント |
呼び出しエラー | アプリケーションコードのエラーが原因で、Lambda関数の実行に失敗した呼び出し回数です。応答コード4XXを返す呼び出しは、このパフォーマンスカウンターに含まれます。しかし、同時実行制限の超過または内部サービスエラー(応答コード5xx)が原因で失敗した呼び出しは、これに含まれません。 | 合計と平均 | カウント |
実行期間 | イベントソースからの呼び出しの結果として、サーバーレスアプリケーションコードが実行を開始してから停止するまでにかかった時間です。 | 合計と平均 | ミリ秒 |
実行調整 | Lambda関数呼び出しリクエストが調整された回数です。これは、関数呼び出しレートが同時実行制限を超えた際に発生します。 | 合計と平均 | カウント |
Iterator age | 処理されたレコードにある各バッチの、最後のレコードの経過日数です。これは、ストリームベースの呼び出しのみに対して出力されます。 | 合計 | カウント |
デッドレターのエラー | Lambdaが、失敗したイベントペイロードを設定済みのデッドレターキューに書き込むことができない場合に、増分されます。 | 合計 | カウント |
同時実行 | イベント処理を行っている関数インスタンス数です。 | 最大 | 数 |
過去とのランタイム実行機関 | 過去のAPIリクエストと現在のランタイムAPIリクエスト間の時間です。 | 最大 | ミリ秒 |
URLリクエスト数 | URL関数リクエスト数です。 | 合計 | 数 |
URL 4xx数 | 4xx HTTPステータスコードエラーが返されたリクエスト数です。4xxエラーは、クライアントリクエストエラーがあった際に増加します。 | 合計 | 数 |
URL 5xx数 | 5xx HTTPステータスコードエラーが返されたリクエスト数です。 関数エラーやタイムアウトといったサーバー側の5xxエラーを受信された際に増加します。 |
合計 | 数 |
URLリクエストレイテンシー | 関数URLでリクエストを受信し応答した際に要した時間です。 | 平均 | ミリ秒 |
メタデータ | 詳細 |
---|---|
ランタイム | アプリケーションコードのランタイム環境です。 |
ハンドラー | AWS Lambdaサービスが、アプリケーションコードを実行するために呼び出す関数です。 |
ロールのARN | 関数作成時に割り当てられたIAMロールのAmazonリソースネームです。ここで、関数の権限を定義します。 |
リージョン | 関数が実行されるリージョンです。 |
Amazonリソースネーム (ARN) | 関数の名前です。 |
詳細 | ユーザー定義関数の詳細です。 |
バージョン | アプリケーションコードのバージョンです。 |
最終変更日時 | 最後に関数が更新された時点のタイムスタンプです。 |
メモリサイズ | 関数に設定されたメモリサイズです。 |
タイムアウト(秒) | Lambdaサービスが関数を終了するまでにかかった時間です。 |
コードサイズ | 圧縮されたデプロイパッケージのサイズです。 |
コードSHA256 | 関数デプロイパッケージのSHA256ハッシュです。 |
KMSキーのARN | 関数の環境変数を暗号化する際に使用する、KMSキーのAmazonリソースネームです。 |
マスターのARN | マスター関数のAmazonリソースネームです。 |
VPC ID | Lambda関数に関連したVPC IDです。 |
セキュリティグループ | Lambda関数に関連したセキュリティグループです。 |
サーバーレスアプリケーションのSite24x7コンソールでは、以下手順にてログデータを表示します。
Webhookを使用して、複数アプリケーションにSite24x7データを接続できます。この場合、Site24x7でのステータス変更、Webhookのトリガーといった特定のイベントでHook URLが生成されます。この応答では、Lambda関数URLを使用して、HRRPリクエストを呼び出します。
Site24x7でのトリガーイベントはイベントデータを指定したAWS Lambda関数URLにポストします。これにより、重要なSite24x7アラート、インシデント、メッセージをサードパーティアプリケーションで管理できます。
クロスオリジンソース共有 (CORS)はあるURLから他のURLにリクエストを送る仕組みです。これらリクエストはシンプルかつ安全なものです。
次のようにWebhookでHTTPヘッダーを追加できます。
Site24x7を用いて、Webhookでパブリックエンドポイントにアクセスできます。
Site24x7からAWS Lambda関数URLに特定の監視または全ての監視のアラートをプッシュするかの連携レベルを選択します。
Webhook連携についての詳細はこちら