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キャパシティプランニング分析

キャパシティプランニング分析では、現在のリソースの正常性と、監視タイプに基づくキャパシティ使用量メトリックの概要を把握できます。正常性分析は、リソースタイプごとに定義されたパフォーマンスメトリックに基づいて実施されます。
例えば、EC2のキャパシティプランニング監視では、CPU使用率、受信バイト数、送信バイト数、CPUクレジット残高、バーストバランスなどの統計値が分析対象となります。

また、正常性分析では、ユーザーがカスタムで作成したパフォーマンスメトリックを選択し、独自のしきい値を設定することも可能です。

ユースケース

サーバーのキャパシティプランニングにおいて、メモリ使用率のキャパシティレベルが「リスクあり」と判定されたとします。この場合、まずメモリ使用率の値が許容範囲内に収まっているかどうかを確認できます。

次に、対象のサーバーを選択してサマリーページに移動し、メモリ使用率の高騰に寄与しているサーバーを特定します。

サマリーページでは、時間ベースで表示されるメモリ使用率のグラフを参照し、リソースの状態や異常傾向を詳細に検証できます。これにより、問題の原因となっているサーバーを特定し、必要に応じてスケールアップや負荷分散などの対策を判断することが可能となります。

キャパシティプランニング分析の目的

キャパシティプランニング分析により、次のことが可能になります。

  • 全体ステータスの取得:しきい値プロファイルに基づき、キャパシティプランニング監視の全体的な状態を把握できます。
  • 属性情報の統合ビュー:属性の正常性ステータス、パフォーマンス値、キャパシティレベル、主な要因を単一画面で確認できます。
  • メトリック状態の可視化:違反したメトリック数と正常なメトリック数を表示できます。
  • メトリックフィルタリング:ドロップダウンメニューから必要なメトリックを選択し、絞り込んだビューを取得できます。

設定

キャパシティプランニング分析を行うためには、対象となる監視グループ内で、分析に使用するリソースやしきい値を設定する必要があります。以下の手順に従い、容量分析設定の編集および通知条件の調整を行ってください。

  1. Site24x7にログインし[ホーム]→[キャパシティプランニング]に移動します。
  2. 該当の監視ウィジェットの右上にあるハンバーガーアイコンから[編集]を選択します。
  3. しきい値プロファイル欄のキャパシティプランニング-しきい値と可用性の鉛筆アイコンをクリックします。
  4. 容量分析設定でパラメーターを編集します。
  5. [保存]をクリックします。

また、正常性分析をより正確に行うため、ユーザーがカスタムで作成したパフォーマンスメトリックを選択することも可能です。

メトリックごとのキャパシティレベル分析

キャパシティレベル分析により、ステータスの概要、キャパシティレベル、およびキャパシティに影響を与えている監視を、メトリックごとに取得できます。

概要

リソースレベルの各メトリックについて、キャパシティのステータス、現在の値、および設定されているしきい値を確認できます。
右上のドロップダウンメニューから、すべてのメトリック、または特定のメトリックのみを表示することが可能です。

キャパシティレベル

キャパシティレベルとは、割り当てられたしきい値に対して、現在の値がどの程度まで達しているかを割合(%)で示す指標です。
例えば、メモリ使用率の現在の値が68%、割り当てられたしきい値が90%の場合、キャパシティレベルは76%となります。

キャパシティレベルに基づいて、以下の重要度が割り当てられます。

キャパシティレベル(%) 重要度
0-35 最適
36-70 クリティカル
71-100 リスクあり

主要消費リソース

「主要消費リソース」セクションには、該当メトリクスのキャパシティレベルに影響を与えているすべての監視名が、その値とともに一覧で表示されます。これにより、特定の監視グループ内で、どの監視またはインスタンスが最もキャパシティを消費しているのか、またどれくらい寄与しているのかを把握できます。監視名をクリックすると、その監視のサマリーページへ移動します。

キャパシティプランニング分析レポート 

キャパシティプランニング分析レポートを使用すると、キャパシティプランニングに関するサマリレポートをスケジュール化して生成し、共有できます。レポートは「キャパシティプランニング分析」タブで利用可能なデータに基づいており、リソース使用率の傾向、将来の増加予測、潜在的なキャパシティリスクなどの主要なメトリックをレポート形式で確認できます。

分析ビューを手動で確認する代わりに、選択したアラートグループに定期的にレポートを送信することができます。これにより、Webコンソールに毎回ログインして確認する必要がなく、インフラストラクチャのキャパシティの状況を最新の状態で把握できます。

このレポートは、リソースが時間とともにどのように使用されているかを追跡し、キャパシティの制限に達する可能性を予測するのに役立ちます。将来の使用パターンを可視化することで、スケーリング計画を立て、リソース割り当てを最適化し、リソースの枯渇によるパフォーマンス問題への対策が可能になります。

レポートを定期的に受け取ることで、キャパシティの傾向を継続的に監視し、タイムリーな意思決定を行い、監視している環境全体で最適なインフラストラクチャパフォーマンスを維持できます。