ヘルプ インターネットサービス監視 Webサイト監視
[Web]メニューの[Webサイト]をクリックし、任意のWebサイト監視を選択すると、対応する監視情報が表示されます。
[Webサイト]をクリックすると現れるメインダッシュボードに、表示される項目は以下のとおりです。
任意のWebサイト監視をクリックすると、パフォーマンス分析に役立つ監視情報が、グラフ、表、図によって表示されます。
画面上部のコントロールパネルの
では[ポーリング実行]ができます。さらに、
ポーリング実行レポートを取得し、SSLハンドシェイク、ヘッダー情報、Traceroute情報を確認することも可能です。
監視結果のページは二つのセクションに分かれています。
イベントタイムラインでは、すべての過去のイベントを選択した期間において表示可能で、色分けされた各イベント(ダウン、クリティカル、トラブル、メンテナンス、サスペンド、異常)を特定、解析することもできます。
イベントをドリルダウンしデータを抽出すれば、トラブルシュートが容易となります。
実際の障害期間とトータルでの障害時間を、期間を区切って追跡することも可能です。
Webサイト監視の応答時間は、DNS時間、接続時間、SSLハンドシェイク時間、WebページのHTMLコンテンツ全体のダウンロードに要する時間の合計です。全監視ロケーションの応答時間を算入し、選択期間に応じて線グラフで表示します。このグラフから、最大、最小、平均、95パーセンタイル応答時間が算出されます。平均応答時間、95パーセンタイル応答時間は選択した監視期間に依存します。
Site24x7ではパーセンタイル値を使用し、外れ値を見つけることもできます。95パーセンタイル値は、選択した期間に収集されたデータを小さい順に並べて95%目に相当する値か、それ以上の値をさします。言い換えるなら、応答時間の95%はこの値より小さいと言えます。
詳細は下記グラフの凡例でご確認ください。それぞれの凡例について、用語と用例を示します。
各ロケーションからの可用性と応答時間の表では、応答時間を構成する全ての属性が分離され、設定したすべてのロケーションからの実際の応答時間(ミリ秒)が示されます。更に、設定した全てのロケーションからの可用性(%)と障害時間のメトリックが表示されます。
パフォーマンスレポートには、スループットグラフ、ロケーションごとの応答時間、解決IPごとの応答時間、ロケーションごとの応答時間集約、応答時間が表示されます。
[サマリー]タブ中のタイトル「応答時間」の右横にある
アイコンをクリックすると、パフォーマンスレポートの表示が可能です。
スループットグラフ
スループットは、選択期間について、コンテンツの総データ量(KB)を応答時間(秒)で割って計算されます。接続速度やサーバーの帯域利用状況を分析するために利用できます。
ロケーションごとの応答時間
ロケーションごとの応答時間のグラフは、選択した監視ロケーションと期間における、平均応答時間と95パーセンタイル応答時間を示します。
生データに関しては、収集したすべてのデータを用いて平均値が算出されます。
毎時データに関しては、時間あたりのポーリング数を用いて平均値が引き出されます。
ロケーションの凡例を使用し、ロケーション別に応答時間を見ることができます。
解決IPごとの応答時間
解決IPごとの応答時間グラフでは、解決されたIPアドレスの、選択した期間における平均応答時間(ミリ秒)が表示されます。選択されたデータが生データで、複数のIPアドレスが解決されているときに、解決IPごとの応答時間グラフを利用できます。
ロケーションごとの応答時間集約
監視ロケーションからの平均応答時間(ミリ秒)を表示します。値は、選択した期間、時間の単位(生データか毎時データか)、業務時間にもとづいて、推計されます。
たとえば、期間が前日、時間の単位が毎時データの場合、午前0時から午後12時までの1時間ごとの平均を取得し、それらを加算して24で割り、全体の平均を算出します。
一方、生データを取得する場合の応答時間は、午前0時から午後12時までの各ポーリングで収集された実応答時間を合計し、ポーリング回数で割ったものです。
加えて、95パーセンタイル値が示されます。95パーセンタイル値は選択した期間にポーリングされたデータを小さい順に並べた95%目と同等かそれ以上の値です。
応答時間(生データか毎時データ)
応答時間は、選択項目、すなわち、 期間、時間の単位(生データか毎時データか)、業務時間にもとづいて、取得・表示されます。
生データの場合、応答時間(ミリ秒)は、選択期間に取得したそれぞれのポーリング結果です。応答時間は、ポーリング時刻ごとに表示されます。
毎時データの場合、保存された毎時平均応答時間(1時間以内の応答時間の合計を1時間以内のポーリング回数で除算)が、ポーリング時刻ごとに表示されます。
Webサイト監視の場合、監視が障害を報告し始めて150秒経過後、ステータス「ダウン」か「トラブル」の監視について、RCAレポートを取得できるようになります。
RCAレポートが意図することはパフォーマンス問題の原因特定です。監視の基本的な情報や障害の詳細・原因、再チェックの状況が表示されます。
RCAレポートに記載される情報は次のとおりです。
RUM連携
リアルユーザー監視(RUM)とWebサイト監視を連携し、RCAタブで次の情報を表示します。
受信した応答の差分を確認したい場合、この機能を使用してください。[応答比較の表示]リンクをクリックすることで、応答差タブが表示されます。左側に過去の応答、右側に新しい応答が配置されます。
ベンチマークウィジェットは、現在クライアントと連携されています。このウィジェットでは、貴社のWebサイトの平均応答時間と可用性について、競合他社と簡単に比較できます。比較表示可能な業界は多岐にわたります。
業界標準のApdexを使用して、アプリケーションやサービスを利用しているユーザーの満足度を測定します。アプリケーションのパフォーマンスは、ユーザーの観点で、「満足」、「許容」、「不満」のいずれかで判定可能です。
監情情報のページには[障害]タブがあり、様々な障害やメンテナンス障害の情報を収集することが可能です。トラブルの解決に十分な情報を提供します。各障害に関して、根本原因分析(RCA)レポートを利用できます。
障害やメンテナンスのリストから、アイコンのクリックすると、以下のオプションが表示されます。
スクリーンショット取得は、障害検知と確認のたびに行われます。スクリーンショット取得によって、Site24x7がWebサイトのダウンを報告した際、エンドユーザーにサイトがどのように表示されていたのかが正確に分かり、問題の切り分けと解決を迅速に行うことができます。
障害時にスクリーンショットを取得する手順は以下のとおりです。
コンテンツミスマッチが発生したとき、Site24x7は該当する監視を、ステータス「トラブル」と表示します。障害の発生中、WebページのHTML応答表示も可能です。
HTML応答を表示する手順は以下のとおりです。
[インベントリー]タブではベーシック監視の情報を表示するとともに、監視ロケーション、ポーリング間隔、ライセンスタイプ、IPv4/v6など、さまざまな設定を提示します。また、SSLのプロトコルチェックを追加で指定すると、該当情報が追加されます。
監視に関するメモを追加することも可能です。詳細はこちら
ポーリング実行レポートを作成するには、[ポーリング実行]ボタンをクリックしてください。このレポートには、SSL/TLSプロトコルのバージョン、および、鍵交換、一括暗号化、ハッシュ機能など、暗号スイート情報が含まれます。要求・応答ヘッダーとすべての監視ロケーションからのTraceroute結果にもとづき、より多くの情報を入手することもできます。 ポーリング実行レポートは、 手動でのポーリングを始めてから、1日間有効です。
監視のログレコードを利用して、指定した期間における監視の各種情報について、詳細に確認できます。ログレポートでは、ロケーションと可用性でフィルタリングし、可用性ステータス、HTTPSステータスコード、DNS応答時間などのデータの取得が可能です。ログレポートをCSV形式でエクスポートすることもできます。
詳しくは、Webサイト監視の設定方法を参照ください。