ヘルプ Apache アクセスログ

Apache アクセスログ

Apacheアクセスログは、関連コンポーネントごと(remote host、remote log name、remote user、date & time、request type、protocol、status、referrer、user agent)に分けることで、重要情報の識別を容易にします。Site24x7AppLogsは、すべてのログを1つのWebクライアントに集約することで、簡単にログ管理ができる独自のログ監視サービスであり、デフォルトでApacheアクセスログの監視をサポートしています。

ここでは、Site24x7のApacheアクセスログのデフォルト形式、ソースとなるファイルパス、および要件に応じてファイルパスの形式を変更する手順について説明します。

ログファイルパス

各アプリケーションは、それぞれ異なるフォルダーとファイルにログを書き込みます。デフォルトで、各オペレーティングシステムの以下のフォルダーパスからApacheアクセスログが収集されます。ログが別のフォルダーにある場合は、ログプロファイル作成時ファイルパスで指定し、特定のフォルダーから収集することができます。

linux : /etc/httpd/logs/access_log

ログパターン

$RemoteHost$ $RemoteLogName$ $RemoteUser$ [$DateTime:date$] "$RequestFirstLine$" $Status$ $ResponseSize:number$ "$Referer$" "$UserAgent$

上記は、Apacheアクセスログを解析するためにSite24x7で定義されたデフォルトのログパターンで、以下サンプルに基づいています。

サンプルログ

172.21.163.159--[07/Jun/2017:19:53:11 +0530]"GET /test.txt HTTP/1.1" 200 12 "-" "Mozilla/5.0 (X11; Linux x86_64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/52.0.2743.116 Safari/537.36

上記のサンプルログは11フィールドに分割でき、各フィールドでそれぞれの値を取得して、Site24x7にアップロードされます。

フィールド名 フィールド値
Remote Host 172.21.163.159
Remote Log Name -
Remote User -
Date & Time 07/June/2017:19:53:11 +0530
Request Type GET
Request URL test.txt HTTP
Protocol 1.1
Status 200
Response Size 12
Referer -
User Agent Mozilla/5.0(X11;Linux x86_64) AppleWebKit/537.36(KHTML like Gecko Chrome/52.0.2743.116 Safari/537.36

これら出力を使用して、クライアントの検索ページで適切な条件を指定すれば、ステータスが200を超えるリクエスト、またはレスポンス時間が30秒を超えるリクエストの数を調べることができます。

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