VMware VM監視とサーバー監視の連携

Site24x7のVMware監視はvSphereインフラストラクチャー全体を監視するエージェントレスシステムです。一方で、Site24x7のサーバー監視はエージェントベースでゲストOSレベルでメトリクスを収集し監視を行います。これら監視の比較にはこちらを参照してください。

Site24x7 VMware監視サーバーエージェントの両方用いて仮想マシン(VM)の監視を行っている場合、VMのメトリクスとゲストOSのメトリクスをまとめて表示するように連携することができます。

連携のメリット

仮想マシン監視とサーバー監視の連携を行うことで、VMware VM監視で次のメトリクスを加えて表示させることができます。

  • 全WindowsサービスのCPU、メモリ、スレッド数、ハンドル数
  • 全プロセスのユーザーロール、CPUとメモリ使用率、インスタンス数、スレッド数、ハンドル数
  • 送信データ量、受信データ量、送信パケット、受信パケット、帯域といったゲストOSのネットワークレベルのメトリクス

URLチェック、ポートチェック、ファイルチェック、ディレクトリーチェック、NFSチェックを行ったり、ツールタブから、コマンドやWMIクエリーを実行することもできます。また、Site24x7のApplogsにより、ログを管理することも可能です。

サーバーエージェントおよびオンプレミスポーラーのバージョン

次のバージョンでのみ連携を行うことができます。

  • Linuxエージェント: バージョン16.1.0以上
  • Windowsエージェント:バージョン18.1.5以上
  • オンプレミスポーラー:全バージョン。より良いパフォーマンスで監視を行うために、最新バージョンへのアップグレードを行うことを推奨しています。
エージェントのアップグレードについての詳細はこちらを参照してください。エージェントの一括アップグレードを行うこともできます。

連携方法

連携には、サーバーエージェントとSite24x7 VMware監視の両方を用いてVMを監視する必要があります。

  1. Site24x7アカウントにログインします。
  2. VMwareタブをクリックします。
  3. 連携させたいVM監視名をクリックします。
  4. プロセスタブをクリックします。
  5. 連携をクリックします。

サーバーエージェントを用いてVMを監視していない場合、サーバーエージェントをダウンロードし、サーバー監視を追加する必要があります。インストールが行われると、そのサーバー監視がVMware VM監視と自動的に連携されます。

ライセンス

異なる2つの方法で監視を行っているため、2ベーシック監視が消費されますが、1つのタブでそれら監視メトリクスがまとめて表示されます。

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