ヘルプ 管理 監視の追加 SaaSシンセティック(ブラウザー)監視

SaaSシンセティック(ブラウザー)監視

Site24x7のSaaSシンセティック(ブラウザー)監視により自身のSaaS環境の可用性や機能を維持します。現在、Microsoft Outlook、Microsoft Teams、Salesforce、Microsoft Dynamics 365のSaaSアプリケーションに対応しています。

ユースケース

Microsoft Teamsのミーティングアプリを自社ネットワーク内で使用しているとします。ファイアウォール設定の変更やアカウント特有の変更を把握できず、接続を行おうとしてしまう問題が発生します。

そこでSite24x7のSaaSシンセティック(ブラウザー)監視を使用することで、ログインページからの監視を行うことができます。アカウントの設定を行うことで、Site24x7がSaaSアプリケーション内の変更を追跡し、UIに変更が発生した際にその処理ステップを表示します。

SaaSシンセティック(ブラウザー)監視の追加

  1. Site24x7にログインし、[管理]→[インベントリー]→[監視の追加]→[SaaSアプリケーション(ブラウザー)]に移動します。

  2. 追加したいSaaSアプリケーションを選択します。

  3. 表示名に監視名を入力します。

  4. サインイン認証情報にSaaSアプリケーションにログインするための情報を指定します。

  5. ログインに多要素認証が必要な場合は、多要素認証で[はい]を選択してその後の情報を入力してください。

    このオプションは時間ベースのワンタイムパスワードにのみ対応しています。
    時間ベースワンタイムパスワード(TOTP)はGoogle Authenticatorなどのアプリのモバイルアプリで使用する2要素認証方法です。

    レコーダーを使用してMFA/TOTPがあるアプリケーションを監視するには、アカウントの秘密キーをWebサイトからコピーして、Site24x7に設定してください。

  6. 秘密キー項目に、アプリケーションからキーを取得して入力してください。

  7. 設定情報項目に、次の情報を指定してください。

    • 監視に使うブラウザーを選択:監視使用するブラウザーを選択します。
    • チェック間隔:各ロケーションから監視をする頻度を選択します。
    • 監視ロケーション:アカウントに追加したオンプレミスポーラーを選択するか、[+]アイコンをクリックして、オンプレミスポーラーの新規作成を行います。詳細はこちらのページをご確認ください。
    • 監視グループと関連付け:管理を容易にするために、ビジネス、地理、タイプ、リソース所有者などによって分類した監視グループを作成できます。既存の監視グループをドロップダウンから選択してするか、監視グループの新規作成を行って監視グループに関連付けを行います。詳細はこちらのページをご確認ください。
      • また、異なる監視グループで複数の依存リソースを関連付けることができます。通常の監視のステータスチェック時に、依存リソースのステータスがダウンとなった場合に、その監視のアラートが自動で抑制されます。しかしながら、監視レベルの依存設定が監視グループレベル依存設定よりも高い優先度をもち、アラート抑制に適用されます。
    • 次の監視に依存:ドロップダウンから依存リソースの監視を選択します。その監視へのアラートは依存リソースのステータスに基づいて決定されます。例えば、依存簡易のステータスがダウンした場合、この監視のアラートは抑制されます。
      • 依存リソースを設定してアラートを抑制することは、誤アラートの防止につながります。またSite24x7には通知できるアラート数に制限があります。
      • 依存リソースを設定していない場合は、通常の設定に基づいてアラートが行われます。
        SaaS Add Monitor

8. 設定プロファイル項目で次の情報を指定します。

    • しきい値と可用性:しきい値を設定して、アラート条件を指定します。
      詳細はこちらのページをご確認ください。
      ドロップダウンからしきい値プロファイルを選択し、そのプロファイルに設定されているしきい値を超過した際にアラートを行います。
    • タグ:タグを選択し、監視の分類と整理を行います。これにより、監視、アラート、レポートの管理やソートを行うことができます。
      詳細はこちらのページをご確認ください。
    • IT自動化テンプレート:監視の属性やステータス変更があった際に、自動化アクションを実行できます。設定したアクションが行われると、選択しているユーザーアラートグループに通知を行います。
      詳細はこちらのページをご確認ください。
    • スケジュールメンテナンス中にITオートメーションを実行:有効化すると、メンテナンス期間中であっても、IT自動化を実行できます。

9. アラート設定項目で次の情報を指定します。

    • ユーザーアラートグループ:ユーザーアラートグループで、アラートの通知先を指定します。ドロップダウンからユーザーアラートグループを選択し、そのグループ内のユーザーに通知を行います。さらに、属性アラートグループを関連付けて、属性単位で連絡際に通知を行うよう設定できます。
      詳細はこちらのページをご確認ください。
    • オンコールスケジュール:特定のシフト時間で設定した連絡先に通知先を変更することができます。これにより、営業時間外でもアラートとインシデントの即時対応が可能となります。ドロップダウンからオンコールスケジュールを選択するか、新規作成を行ってください。
      詳細は、こちらのページをご確認ください。
    • 通知プロファイル:ダウンイベントをいつだれに通知するかを指定します。ドロップダウンから通知プロファイルを選択するか、新規作成を行ってください。
      詳細はこちらのページをご確認ください。
  1. 3rdパーティ連携項目で次の情報を入力します。

    • サービス:事前に設定した3rdパーティサービスを監視に関連付けます。これにより、Site24x7の監視アラートを選択したサービスにプッシュしインシデント管理を行いやすくします。
      3rdパーティ連携の作成は[管理]→[3rdパーティ連携]で行えます。サポートしている3rdパーティサービスはこちらのページをご確認ください。
  2. [保存]をクリックして監視を追加します。

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