AWS Health、AWSリソース、サービス、アカウントのステータスについての情報をリアルタイムで取得します。AWSリソースに影響のあるリソースパフォーマンスや可用性を通知し、修正に関するアドバイスを提供します。AWS Health監視で、AWSリソースの正常性の変化、スケジュールメンテナンスイベント、障害が発生した際ににアラートします。これにより、よりサービス状況の可視化とトラブルシュートのガイダンスを行います。
Site24x7とAWS Healthを連携して、単一のプラットフォームで表示を行い、AWSリソースに影響を与えているイベントと問題を特定します。
この連携により次のことを行えます。
AWSリソースの正常性監視にSite24x7で必要な次の権限が付与されているかを確認してください。
AWS Health監視のメトリックデータはデフォルトで5分ごとに収集されます。
リージョン、サービス、イベントタイプレベルで、次のメトリックが収集されます。メトリックの可用性はイベントカテゴリごとでも同様です。例として、問題イベント監視では今後のイベントメトリックは対応していません。
メトリック名 | 説明 | 単位 |
オープンイベント | オープンステータスの正常性イベント数です。 | 数 |
今後のイベント | 今後ステータスの正常性イベント数 | 数 |
クローズイベント | クローズステータスの正常性イベント数です。 | 数 |
イベント合計 | 取得されたイベントの合計数です。 | 数 |
管理 > 設定プロファイル > しきい値と可用性 (+)の順に移動し、監視タイプにAWS Healthを選択します。表示されている全てのメトリックにしきい値を設定でき、パブリックイベントの通知およびアカウントイベントの通知オプションを切り換えて、通知を受け取るよう設定します。
AWSリソースの正常性を表示するには、Site24x7にログインして、Cloud > AWS > AWS Healthの順に移動します。
Site24x7との連携で、次の3監視を提供しており、AWSリソースに影響があるイベントや問題を表示し特定します。
次のタブでAWSリソースの正常性データを表示できます。
サマリータブで、イベントのイベントチャートの概要をステータスごとに表示します。ここで、イベントタイプ、オープンイベント、今後のイベント、発生イベントの合計を表示できます。例として、1つのAWSリソースで、正常性イベントが発生したとします。この変更により問題上のオープンイベント数が、更新されます。
実行中のイベントタブで、現在のイベントについて表示します。AWSリソースに影響を与えているオープンイベントと今後のイベントが記載されます。
このタブでは、影響のある監視リソースをすべて表示します。例として、正常性イベントで影響があるEC2インスタンス監視が、Site24x7でも監視されている場合、このタブにそのEC2インスタンス監視が表示されます。
このタブで、イベントが発生したAWSリソースのリージョン情報を表示します。
このタブで、イベントで影響のあったAWSサービス情報を表示します。
このタブで過去に発生したイベントの履歴を表示します。