Envoyプロキシログ
Envoyプロキシはクラウドネイティブアプリケーションでデザインされたオープンソースサービスのプロキシです。複数サービスやアプリケーションで分配プロキシとして動作します。
Site24x7アプリケーションログを使用して、Envoyプロキシログを管理します。
設定
1. Site24x7にログインします。
2. Site24x7サーバー監視エージェント(Windows | Linux)をダウンロードしサーバーにインストールします。
3. [管理]→[アプリケーションログ]→[ログの種類]→[ログの種類を追加]に移動します。
4. 表示名を入力します。
5. ログ種類を選択ドロップダウンから[Envoyプロキシログ]を選択します。
- 上記により次のサンプルログとログパターンが表示されます。
サンプルログ:
[ 2016-04-15T20:17:00.310Z ] " POST /api/v1/locations HTTP/2 " 204 - 154 0 226 100 " 10.0.35.28 " " nsq2http " " cc21d9b0-cf5c-432b-8c7e-98aeb7988cd2 " " locations " "tcp://10.0.2.1:80"
[ 2016-04-15T20:17:00.310Z ] " POST /api/v1/locations HTTP/2 " 204 - 154 0 226 100 " 10.0.35.28 " " nsq2http " " cc21d9b0-cf5c-432b-8c7e-98aeb7988cd2 " " locations " "tcp://10.0.2.1:80"
[ 2016-04-15T20:17:00.310Z ] " POST /api/v1/locations HTTP/2 " 204 - 154 0 226 100 " 10.0.35.28 " " nsq2http " " cc21d9b0-cf5c-432b-8c7e-98aeb7988cd2 " " locations " "tcp://10.0.2.1:80"
これらログは各項目に分けられて、Site24x7にアップロードされます。
- Envoyプロキシログで指定されるデフォルトのログパターンは次のとおりです。
[ $DateTime:date$ ] " $Method$ $OriginalPath$ $Protocol$ " $ResponseCode:number$ $ResponseFlag$ $BytesReceived:number$ $BytesSent:number$ $Duration:number$ $UpstreamServiceTime:number$ " $ForwardFor$ " " $UserAgent$ " " $RequestId$ " " $Authority$ " $UpstreamHost$
- ログパターンを自身で修正することもできます。
修正するには[鉛筆]アイコンをクリックし、ログパターンを編集してください。
6. [保存してログプロファイルに進む]をクリックします。
7. ログソース項目で[ローカルファイル]を選択します。
8. デフォルトで次のパスがファイルソースに使用されます。
Linux:"/var/log/envoy.log"
- ソースパスがデフォルトパスとは異なる場合、ログを検索するファイルのリスト項目のパスを修正します
9. ログを収集する対象の監視名または監視グループ名を選択します。
10. [保存]をクリックします。
ダッシュボード
アプリケーションログでは、全てのログの種類でダッシュボードを作成します。
Envoyプロキシログダッシュボードでサポートしている表示情報は次のとおりです。
- 一意のドメイン
- HTTP失敗レスポンス数
- 送信バイトの合計
- 受信バイトの合計
- 平均期間
- 平均サービス時間
- 送信元ごとのリクエスト
- トップドメイン
- トップ応答フラグ
- ステータスコード統計
- 応答時間統計
- ユーザーエージェント統計
関連するログの種類