Site24x7 MSPプランと、通常のSite24x7プランの違いは何ですか?
Site24x7は、クラウドからのSaaSベースのWebインフラ監視サービスです。
ITインフラ全体の稼働状況やパフォーマンスを複数ロケーションから監視します。さらには、
エージェントベースのサーバー監視は、クラウドからデプロイが可能です。
オンプレミスポーラーをインストールすれば、ファイアウォール内部のリソース監視も可能となります。
Site24x7はプランごとの価格モデルを採用し、ITリソースの全体を監視するのにご利用いただけます。
一方でMSPプランは、Site24x7の機能を複数テナントにホスティングして顧客に提供するものです。これによって、
複数顧客のITインフラを、単一のMSPダッシュボードで管理できます。
MSPアカウントでは、監視を上限の20%超過まで追加でき、これらを5日間維持することができます。ただし追加した監視をサービス停止なく追加利用するには、この期間内に監視の追加購入が必要です。
MSPプランのサインアップには、2つの方法があります。
Site24x7評価中に、MSPの有効化リンクをクリックするとどうなりますか?
Site24x7評価アカウントで[MSPの有効化]をクリックするとダイアログが開き、Site24x7アカウントをMSPアカウントに変更するか、確認メッセージが表示されます。
このオプションを有効にすると、MSPページへとリダイレクトされ、ここでMSPアカウントのカスタム設定ができるようになります。
移行中、旧アカウントでのスーパー管理者および管理者ユーザーは、自動的に、MSP管理者として登録されます。他のSite24x7ロールのユーザーは、MSPオペレーターになります。
旧アカウントもMSPアカウント内の顧客アカウントに移行されます。一方、旧アカウントの利用量は、MSPアカウント内でのライセンス割り当てで決まることとなり、料金はMSPプランにアップグレードされます。MSPが有効になると、新規のMSPアカウントがログイン時のデフォルトのアカウントになります。
MSPアカウントのログインの際、自社のランディングページに影響する要因はありますか?
ログイン時にはデフォルトでMSPアカウントにログインされます。
ただし、ブラウザーのCookie設定も、MSPアカウントへのログイン時に反映され、これはデフォルトアカウントより優先度が高くなっています。
MSP管理者が、他のMSPユーザーにアクセス権を付与して顧客アカウントを管理することができます。
関連付け方法は次のとおりです。
顧客アカウントにユーザを追加する方法は次のとおりです。
顧客がプライベートレーベルのアカウントやレポートにアクセスする方法は?
顧客は独自ブランド化した監視コンソールにカスタムURLでログインできます(例:https://www.custom_domain.com/app/login/customer_login_portal)。
カスタムURLは、顧客アカウントの作成中に設定できます。顧客は監視コンソールに、ホワイトラベルのロールでアクセスすることとなります。
URLのプライベートブランド化には、CNAMEレコードをDNSゾーンファイルに追記し、一意の
カスタムドメインをSite24x7の顧客アカウントドメインにポイントするよう、転送設定が必要です。
こちらのページをご確認ください。
MSP顧客アカウントをダウングレードまたは停止するとどうなりますか?
顧客アカウントのダウングレードや停止を行うと、顧客アカウントで割り当てられていたライセンスやSMSが、MSPアカウントに返還されます。
顧客アカウントのRUMページビューライセンスは上限値に達するとブロックされます。したがって、RUMページビュー件数を、他の顧客に割り当て直す場合は、既存のライセンスを割り当てる必要があります。
はい。MSPプランでは、すべての顧客アカウントでまとめて請求を行います。
MSPアカウントの管理者は、全顧客のアカウント、サブスクリプション、請求の管理を、1つのコンソールで管理してください。MSP管理者は、顧客のアカウントについても、サブスクリプション、アップグレード、追加アドオンやアラートの購入を行う必要があります。
MSP管理者は顧客アカウントを何件、MSPアカウントに追加できますか?
MSPプランでは、どのように顧客アカウントをプライベートレーベル化できますか?
Site24x7のMSPプランでは、主に3種類の方法をサポートしています。
MSPユーザーとエンド顧客(ポータル利用者)が、Site24x7のREST APIを利用するには?
Site24x7 REST APIはHTTPのルールにしたがっており、幅広いHTTPクライアントでAPIと交信できます。
MSPユーザーはAPIをMSPアカウントにも、顧客アカウントにも利用できます。
API要求の実行には、認可要求ヘッダーを引き渡す必要があります。ヘッダーは、API authTokenを利用し認証します。MSPアカウントでは、標準的なヘッダーパラメーターを利用します。他方で、MSP顧客アカウントには、追加Cookie
ヘッダーパラメーター「msp_zaid」を渡す必要があります。
詳細はこちらのページをご確認ください。
エンド顧客MSPプライベートレーベルの監視情報に、APIでアクセスするには、認可要求ヘッダーと一意のパラメーター「zaid」で認証するか、追加Cookieヘッダー「clientportal」を設定するかの、2通りの方法があります。
詳細はauthTokenの作成、削除、利用法についてをご確認ください。