サマリ レポート
サマリ レポートでは、可用性全般、障害情報、対象とする監視グループの可用性と停止概要などの情報を、まとめて提示します。監視グループのパフォーマンスを明確に把握し、改善すべきポイントの特定が可能です。表示される可用性とパフォーマンスのメトリックは、常に、プライマリのロケーションから取得したデータに依拠しています。
サマリ レポートの作成
- Site24x7にログインしてください。
- レポート >監視 グループ > サマリ レポート と移動します。
サマリ レポートは、監視グループ指定でも、全監視のまとめでも、作成可能です。
- 希望の監視グループを、ヘッダー部のドロップダウンから選択。要望に応じて他のパラメーターを変更し、カスタム レポートを作成してください。
- レポート作成が終了したら、右上の「結果の共有」ボタンをクリックしてください。
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レポートの公開:レポートの公開をクリックし、フォームに入力します。これにより、ユーザーがログイン不要で訪問可能な固定リンクが作成されます。
- メール:メールでレポートを共有します。
- CSVエクスポート:レポートをCSVファイルに、エクスポートします。
- PDFエクスポート:レポートをPDFファイルに、エクスポートします。
- スケジュール レポート:スケジュール レポート フォームに入力すると、レポートのタスクが作成され、ユーザーへのサマリ レポートがメールされるようになります。
サマリ レポートの読み方
監視グループを選択すると、サマリ レポートでは、グループ内のすべての監視について、可用性とパフォーマンスを明瞭な説明を提供するようになります。画面上部では、期間を選択して、対象とする監視グループの可用性累計(%)、障害経過総時間、障害件数などのメトリックを確認できます。
図1.監視グループ: 直近月のサマリ レポート
図2. パフォーマンス詳細
監視可用性のサマリ
ダウンタイム・アップタイム情報は、表形式で提示します。詳細パラメーターは、ここに記載されています。
- 障害の総時間:監視グループの累計障害時間を、指定期間での、割合か時間で表現します(%)。
- 稼働の総時間:監視グループの稼働時間累計は、指定期間における、稼働時間の割合で表現します(%)。
- MTTR(平均修復時間):装置やシステムを、受容可能な稼働レベルに復旧するまでかかる平均時間を表します。この期間は、障害時に、マシンを再起動して、稼働状態まで戻す必要な時間も示しています。できる限り短くしてください。
- MTBF(平均障害間隔):装置やシステムが問題なく稼働する平均時間です。ユーザーが、ネットワークの安定稼働を期待する時間とも言えます。この値は、できる限り高い必要があります。
監視停止のサマリ
監視の不可避な一時停止や、計画メンテナンスには、停止時間が伴います。この間のデータは障害とは明確に分離され、表形式で提示します。
- 停止の総時間:グループ内の監視で発生した、予想外の停止による、障害時間累計を表します。
- 停止の総時間比率:グループ内の監視で発生した、予想外の停止による、障害時間累計(%)を表します。
- 計画メンテナンスの総時間:監視期間において、すべての計画メンテナンスに要した時間の総計です。
- 計画メンテナンスの総時間比率:特定の監視期間に実行した計画メンテナンスの、総時間の比率です(%)。
パフォーマンス詳細
サマリ レポートは、グループ内の監視について、詳細なパフォーマンス分析を行うのに有用です。監視グループと期間の選択に応じ、主要なパフォーマンス インデックスを、さまざまな監視についてプライマリ監視ロケーションから取得し、表形式で提示します。さらに、監視の
可用性(%)や障害継続時間パラメーターも、それぞれ表示されます。Webサイト、ping、DNS監視など、インターネット上を監視する場合は、取得メトリックは通常、応答時間(ミリ秒)となります。他方で、サーバー監視など、エージェント ベースの監視では、取得メトリックは、
サーバーのCPU利用状況、メモリ利用状況、ディスク利用状況などをカバーします。