ヘルプレポート SLAレポート複合SLAレポート

複合SLAレポート

オンラインビジネスにとって、ITインフラの稼働状況や応答時間の確認は、継続業務です。このことは、ITビジネスの成功に必須の役割と言えます。この種のビジネスアプリケーションを他社サービスにアウトソースする場合、SLAが一貫して順守されているかを見守る必要があります。複合SLA監視は、Site24x7のユニークなサービスで、可用性・応答時間SLAの双方を、単一監視パラメーターで可能とします。

複合SLAレポートは、対象とする監視の可用性と応答時間のトレンドを確認、情報はグラフで提供します。次の情報とパラメーターが、複合SLAダッシュボードから算出できます。

監視名：設定した監視の名称を表します。
SLA名称：SLAを特定する名称です。
グループ名：監視の関連付け先となっている、すべてグループの名称を表示します。
目標（％）：監視のSLA目標値です（％）。
達成（％）：監視のSLA達成値です（％）。
ステータス：監視がSLA目標を達成したかを表します。達成、未達で提示します。

複合SLAレポートを作成する

Site24x7にログインしてください。
レポート > SLAレポート > 複合SLA と移動してください。
ドロップダウンから希望する期間を選択します。

期間は、当日から最長30日前までの間で選べます。また、期間のカスタマイズによって、SLAレポートを100日以内の期間で作成することもできます。期間の開始日を決めると、終了日は99日以内に制限されます。この機能によって、四半期SLAレポートを表示したり、顧客と共有したりすることが可能です。期間のカスタマイズは、監視レベルでのサポートとなり、複数の監視をまたいだ設定はできません。

監視リストから必要なものを選択してください。レポートの表示をクリックし、選択した監視の複合SLAレポートを作成します。
対応期間と時間単位をドロップダウンで選べば、複合SLA可用性レポートが表示されます。SLAレポートはメール共有も、PDFエクスポートも可能です。

複合SLAレポートの読み方

複合SLAレポートでは、選択期間の監視の可用性トレンドについて、明確な情報を提供します。レポートから、下記の情報がわかります。

SLA名称：SLAタイプを特定するための一意の名称です。
SLA期間：SLA条項を適用する、選択期間を表します。期間は、月ごと、四半期ごと、年ごとから、選択できます。
稼働期間：SLA測定と監視の対象となる期間を示します。
営業時間：SLA設定時に、ビジネスに最重要期間と指定した時期を表します。複合SLA可用性は、営業時間内の対象時間帯に適用されます。営業時間の定義がなければ、この期間は「なし」と表示されます。
たとえば、営業時間『Friday』は、8時から20時までと定義するものとします。この場合、SLAを新規で定義する際に、この営業時間を指定すると、SLAは金曜日ごとに、8時から20時まで適用されます。
障害の総時間：稼働期間内に記録された、障害の蓄積時間です。
詳細：SLA、可用性・応答時間基準、それぞれの基準への全体での重みづけに対し、サービスレベル目標（SLO）を定義します。
SLA目標値：SLA可用性を達成したかどうかは、通常、対象値との関係が、=、<、<=、>、>=のどれになるかで決定します。デフォルトでは、対象値は、99.0％です。
SLA達成状況：監視のSLA達成率です（％）。SLAステータスは、「達成」と「未達」に定義されます。

グラフの読み方

複合SLA履歴グラフでは、監視のSLA達成率（％）をグラフ表示します。対象は、選択した稼働期間の指定期間です。監視の達成SLA平均値は、この画像情報から差し引くことがあります。トレンドを把握するには、グラフの凡例を参照ください。デフォルトでは、複合SLAのしきい値は99%以上に設定されています。SLA未達のたび、違反があったものとみなします。目標値ごとに、凡例は色分けされています。