NFSのプロセスなどをプラグインで監視できるツール「Site24x7」

日本語に対応したSaaS型サーバー監視ツール「Site24x7」は、プラグイン連携により、Linuxサーバー上のNFSファイルシステムの使用状況をモニタリングし、ディスクの使用状況を分析して、問題を把握できます。

ネットワークファイルシステム(NFS)は、Linuxサーバー間のファイル共有に使用されます。NFSは一元化されたストレージソリューションを提供し、リモートファイルにかんたんにアクセスできるようにします。このプラグインは、サーバー内のNFSマウントポイントのステータスを表示します。

前提条件

  • Site24x7のLinuxサーバーモニタリングエージェントが、ネットワーク、またはNFSがマウントされているホストにインストールされている必要があります。
  • プラグインを追加する場合、Site24x7エージェント内のプラグイン名とそのフォルダー名が同一である必要があります。

プラグインのインストール

  • プラグインを実行するサーバーに、Site24x7 Linuxエージェントの最新バージョンをダウンロードしてインストールします。正常にインストールされると、Site24x7のコントロールパネルにLinuxサーバーモニターが表示されます。これにより、エージェントが当社データセンターと通信可能なことを確認できます。
  • GitHubリポジトリーから、nfs.pyファイルとnfs_check.shファイルをダウンロードします。
    wget https://raw.githubusercontent.com/site24x7/plugins/master/nfs/nfs.py
    wget https://raw.githubusercontent.com/site24x7/plugins/master/nfs/nfs_check.sh
  • ファイル「nfs.py」を編集して、モニタリングのマウントポイントを入力します。
    NFS_MOUNT=["/mnt/nfs/home"]
    または
    NFS_MOUNT=["/mnt/nfs/home","/mnt/nfs/var/nfs"]
  • 「nfs」という名前のフォルダーをSite24x7 Linuxエージェントプラグインディレクトリー「/opt/site24x7/monagent/plugins/」の下に作成し、「nfs.py」ファイルと「nfs.sh」ファイルを「/opt/site24x7/monagent/plugins/nfs/」の下に置きます。

エージェントは5分以内にプラグインを自動的に実行し、Site24x7データセンターにパフォーマンスデータを送信します。

Site24x7 Webクライアントでのデータ表示

  • Site24x7にサインインして、[サーバー]>[プラグイン]に移動し、プラグインモニターの名前をクリックします。
  • NFSシステムに関するさまざまなメトリックのパフォーマンスチャートを表示できます。

プラグインへの貢献

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  • 独自のプラグインを記述する

トラブルシューティングのヒント

  • LinuxプラグインがSite24x7アカウントに追加されない理由として考えられること
  • プラグインのバージョンを変更する必要がある状況
  • Site24x7でLinuxプラグインを設定するための前提条件
  • プラグインのエラー処理メッセージ