仮想プライベートネットワーク(VPN)は、リモートユーザーとプライベートネットワーク間の接続を確立するために使用されます。これらの接続はデータの暗号化によって保護され、デバイスとネットワーク間のデータ送信を可能にします。応答時間が急上昇しVPNがダウンする前にアラートを受信するには、VPNの使用状況をモニタリングすることが重要です。
このプラグインをインストールすることで、複数の場所でVPN接続が継続的に使用できることを保証し、URLの応答時間を確認することでネットワークのパフォーマンスをモニタリングできます。
パフォーマンスメトリック
- VPNのステータス
- 使用したURLのステータス
- URLの応答時間
- ISPベンダー
- パケット損失
前提条件
- Site24x7のLinux/Windowsサーバーモニタリングエージェントが、VPNネットワークにインストールされている必要があります。
- プラグインを追加する場合、Site24x7エージェント内のプラグイン名とそのフォルダー名が同一である必要があります。
プラグインのインストール
Linux
- プラグインを実行するネットワークに、Site24x7 Linuxエージェントの最新バージョンをダウンロードしてインストールします。正常にインストールされると、Site24x7のコントロールパネルにLinuxサーバーモニターが表示されます。これにより、エージェントが当社データセンターと通信可能なことを確認できます。
- GitHubリポジトリーから、vpn_check.pyファイルとisp.shファイルをダウンロードします。
wget https://raw.githubusercontent.com/site24x7/plugins/master/vpn_check/vpn_check.py
wget https://raw.githubusercontent.com/site24x7/plugins/master/vpn_check/isp.sh
- ファイル「vpn_check.py」を編集して、モニタリングするVPNホストとポートを設定します。ファイル「vpn_check.py」の項目[URL_BEHIND_VPN]で、モニタリングするURLを設定します。
- 「vpn_check」という名前のフォルダーをSite24x7 Linuxエージェントプラグインディレクトリー「/opt/site24x7/monagent/plugins/」の下に作成し、「vpn_check.py」ファイルと「isp.sh」ファイルを「/opt/site24x7/monagent/plugins/vpn_check/」の下に置きます。
Windows
- プラグインを実行するネットワークに、Site24x7 Windowsエージェントの最新バージョンをダウンロードしてインストールします。正常にインストールされると、Site24x7のコントロールパネルにWindowsサーバーモニターが表示されます。これにより、エージェントが当社データセンターと通信可能なことを確認できます。
- GitHubリポジトリーから、vpn_check.pyファイルをダウンロードします。
- 「vpn_check」という名前のフォルダーをSite24x7 Windowsエージェントプラグインディレクトリー「C:\Program Files
(x86)\Site24x7\WinAgent\monitoring\Plugins\」の下に作成し、「vpn_check.py」ファイルを「C:\Program Files
(x86)\Site24x7\WinAgent\monitoring\Plugins\vpn_check\」の下に置きます。
エージェントは5分以内にプラグインを自動的に実行し、Site24x7データセンターにパフォーマンスデータを送信します。
Site24x7 Webクライアントでのデータ表示
- Site24x7にサインインして、[サーバー]>[プラグイン]に移動し、プラグインモニターの名前をクリックします。
- VPNネットワークに関するさまざまなメトリックのパフォーマンスチャートを表示できます。
プラグインへの貢献
- プラグインの改善にご協力お願いします。コミュニティに提案、フィードバックの投稿をお願いします。
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