Site24x7プラグイン

プラグインは、属性のカスタマイズや測定を行い、最重要データの追跡を行う、優れた方法です。ニーズにあわせた独自プラグインの作成によって、ビジネスに影響するものを的確に監視できます。

しくみ

WindowsLinuxサーバー監視エージェントをインストールして、プラグインを追加します。エージェントのインストールが完了すると、エージェントディレクトリーに追加されたプラグインスクリプトが実行され、Site24x7のデータセンターに情報をプッシュします。その結果、Site24x7画面上にデータが表示されます。

プラグインテンプレート設定

プラグインテンプレートは監視する属性を定義するものです。監視に追加されているすべてのプラグインに適用されます。
例:遅いクエリ、読み取り、書き込み等の属性からなるmysql.pyファイル

プラグイン監視とは

プラグイン監視は、Site24x7ログイン後の[サーバー]→[プラグイン連携]に表示されます。この監視にはプラグインテンプレートを用いて、それに定義された属性を監視します。
例:"n個"のサーバーにインストールされたmysql.pyテンプレートで"n個"のMySQLプラグイン監視が作成されます。

設定

100種類以上のプラグイン連携

MySQL、WebLogic、GlassFish、Tomcat、Apache、Nagiosなどの100以上のプラグイン連携を提供しており、アプリケーション、データベース、ロードバランサー、メッセージブローカー、キャッシュなどを監視します。

お探しのプラグインが見つからない場合は、自身でプラグインを記述することも可能です。

プラグイン連携のインストール方法

Site24x7にログインし、[プラグイン]→[プラグイン連携]横の[+]→[ご希望のプラグイン]をクリックします。
各プラグインで表示される手順を実施します。これら手順はこちらのページと同じ内容のものが表示されています。

一般的なプラグイン設定方法は次のとおりです。

  1. Site24x7サーバー監視エージェント(Windows | Linux)をインストールします。
  2. アクセス権限や依存モジュールなどの要件を確認します。
  3. GitHubレポジトリからプラグインファイルをダウンロードします。弊社Webページからもダウンロード可能です。
  4. ダウンロードしたファイルを同じ名前で作成したフォルダーに配置します。
    例えば、Apache監視プラグインファイル"apache_monitoring.py"と"apache_monitoring.cfg"の場合、"apache_monitoring"という名前のフォルダーに配置します。
  5. .cfgファイルを編集し、アプリケーションのconfに追加します。この手順はプラグインごとに異なります。.cfgファイルの編集方法は各プラグインのドキュメントに従ってください。
  6. Site24x7サーバー監視エージェントフォルダー内に上記フォルダーを保存します。デフォルトの保存パスは次のとおりです。
    Linux:/opt/site24x7/monagent/plugins/
    Windows:C:\Program Files (x86)\Site24x7\WinAgent\monitoring\plugins/

自身でプラグインを記述

自身のプラグインをLinuxのではPythonShell、WindowsではBatchPowerShellVBDLLを用いて記述することができます。

プラグイン監視の活用

インベントリーダッシュボード

プラグイン、関連サーバー監視、ポーリング間隔、バージョンなどのインストールステータスビューがこのインベントリーダッシュボードで表示できます。
[サーバー]→[プラグイン連携]→[インベントリーダッシュボード]にアクセスし、全てのプラグイン監視についての概要を表示します。

しきい値設定

しきい値と可用性プロファイルを使用して、プラグイン監視の障害検知のための条件を指定します。

ログを使用したメトリック分析

アプリケーションログを分析し、問題の根本原因を特定するために、"logs_enabled"、"log_type_name"、"log_file_path"をconfファイルに追加します。

"log_type_name"で、アプリケーション書き込みログのフォーマットを定義します。
Site24x7では30以上のログの種類に対応しており、カスタムログの種類を作成することもできます。

例:

logs_enabled ="true"
log_type_name="MySQL Error"
log_file_path="/var/mysql/log/error.txt"

プラグインスクリプトで、"logs_enabled"、"log_type_name"、"log_file_path"をディレクトリ名"applog"配下に追加します。
例は次のとおりです。


"applog": {
logs_enabled ="true"
log_type_name="MySQL Error"
log_file_path="/var/mysql/log/error.txt"
                  }

これら設定変更を行うには、アカウントおとびサーバーレベルでアプリケーションログを有効化する必要があります。

アプリケーションログの有効化方法

  1. Site24x7にログインします。
  2. アカウントレベルで有効にするには、[管理]→[アプリケーションログ]→[設定]→「AppLogsが有効です。アプリケーションログはサーバーから収集されています」を[はい]に変更します。
  3. サーバーレベルで有効にするには、[サーバー]→[サーバー監視]→[対象のサーバー名]に移動し、[アプリケーションログ]タブをクリック後、アプリケーションログを有効にします。

ライセンス

1サーバー監視につき、1プラグインまで無料です。その後、1プラグインにつき1ベーシック監視が消費されます。
また1プラグインにつき50属性まで監視できます。

トラブルシュート

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