Gunicornログ

Web Server Gateway Interface (WSGI)はWebサーバーとWebアプリケーション間のリクエストとレスポンスのサイクルををつなぐ役割を果たしています。GunicornはPythonあプRケーションのWSGIコンプライアントWebサーバーで、アクセスとエラーログといった2つのログファイルを書き込みます。Site24x7の複数ログパターンを使用して、GunicornアクセスログとGunicornエラーログの両ログを単一のログタイプとして作成し、ダッシュボードにデータを表示します。Site24x7のログ管理機能の詳細はこちら

設定方法

  1. Site24x7にログインします。
  2. Site24x7サーバー監視エージェント (Windows | Linux)をダウンロード後、インストールします。
  3. 管理 > アプリケーションログ > ログタイプ > ログタイプの追加に移動します。

ログタイプの追加方法についての詳細はこちら

複数ログパターンを使用して、Gunicornログタイプのaccess.logファイルとerror.logファイルに書き来れるログパターンを追加します。

Gunicornアクセスログ(サンプルログとログパターン)

Gunicornアクセスログのサンプルログとログパターンは次のとおりです。

127.0.0.1 - - [18/Jul/2017:23:59:18 +0530] "GET / HTTP/1.1" 200 612 "-" "Mozilla/5.0 (X11; Linux x86_64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/52.0.2743.116 Safari/537.36" "-"

$RemoteAddress$ - $RemoteUser$ [$DateTime:date$] "$Method$ $RequestURI$ $Protocol$" $Status:number$ $BytesSent:number$ "$Referer$" "$UserAgent$"! "$ForwardedFor$"!

これらログは項目ごとに分けられて値が取得され、Site24x7にアップロードされます。

項目名 項目値
RemoteAddress 127.0.0.1
RemoteUser -
DateTime 18/Jul/2017:23:59:18 +0530
Method GET
RequestURI /
Protocol HTTP/1.1
Status 200
BytesSent 612
Referer -
UserAgent Mozilla/5.0 (X11; Linux x86_64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/52.0.2743.116 Safari/537.36
ForwardedFor -

Gunicornエラーログ(サンプルログとログパターン)

Gunicornエラーログのサンプルログとログパターンは次のとおりです。

[2022-05-31 10:09:53 +0530] [364217] [INFO] Listening at: http://0.0.0.0:5000 (364217)

[$DateTime:date$] [$ProcessID:number$] [$LogLevel$] $Message$

これらログは項目ごとに分けられて値が取得され、Site24x7にアップロードされます。

項目名 項目値
DateTime 2022-05-31 10:09:53 +0530
ProcessID 364217
LogLevel INFO
Message Listening at: http://0.0.0.0:5000 (364217)

単一ダッシュボードでアクセスログとエラーログのログデータをを表示できます。

クエリ言語でログパターン名を指定して、そのログパターンとのデータをフィルターできます。例えば、次のクエリでアクセスログパターンをクエリできます。

logtype="Gunicorn" and logpattern_name="gunicorn_access"

ログタイプを作成する際のパターン名がgunicorn_accessにマッチしています。

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