ヘルプ サーバー メトリック IIS Server監視
IISサーバー内のWebサイト、アプリ、アプリケーション プールのリソース利用状況を分析し、サーバーの問題を、詳細なカスタム レポートで、先行して回避します。IIS監視では、Site24x7 Windowsエージェントを監視に利用します。Windowsエージェントをインストールすると、 IIS Serverが自動的に検出されます。あわせて、 サーバー監視エージェントのしくみもご確認ください。
IIS Server監視をSite24x7アカウントに追加すると、しきい値・可用性のプロファイルは、アラーム エンジンが、リソースをステータス重大やダウンと宣言するかの判定基準となります。誤報アラームを減らすには、ダウンタイム ルールを設定してください。
Site24x7ツールでは、Microsoft IIS Server監視について、次のパラメーター情報を提供します。
| パラメーター | 説明 |
| IIS Server情報 | IIS Serverの、ホスト名、IPアドレス、バージョン、プラットフォームを標示します。 |
| 受信バイト数 | すべての受信要求の総データ量をさします(バイト)。 |
| 送信バイト数 | クライアントに送信された応答データ量の総計をさします(バイト)。 |
| 例外でTopのアプリケーション プール | CLRでの例外発生ペース(件数/秒)でTopのアプリケーション プールをさします。この値が高いほど、パフォーマンスは下がります。 |
| メモリ利用状況でTopのアプリケーション プール | 共有・物理メモリでのTopアプリケーション プールをさします。 |
| トラフィックでTopのアプリケーション | トラフィックでのTopアプリケーション プールをさします。 |
| ネットワーク利用状況でTopのアプリケーション | ネットワーク利用状況でのTopアプリケーション プールをさします。 |
| セッション詳細: | |
| アクティブ セッション | アクティブな(インプロセスの)セッションの数です。 |
| SQL接続 | セッション保存に、SQL Serverを利用している(アウトプロセスの)セッションの総数です。 |
| State接続 | セッション保存に、ASP.NET State Serviceを利用している(アウトプロセスの)セッションの総数です。 |
| タイムアウト | タイムアウトした(インプロセスの)セッション数をさします。 |
| キャッシュ情報: | |
| APIヒット率(%) | 外部キャッシュAPIでアクセスした時のキャッシュのヒット・ミス比率 |
| 出力ヒット率(%) | 出力キャッシュで対応した要求すべての割合をさします(%)。 |
| メモリ上限(%) | メモリ上限が100%になると、必ず、キャッシュの削減が行われます。 |
| パラメーター | 説明 |
| サイト名 | サイトの名前をさします。 |
| バインド | サイトでバインドが有効となっています。 |
| ステータス | サイトのステータスをさします(アップ、ダウン)。 |
| パラメーター | 説明 |
| プール名 | アプリケーション プールの名前をさします。 |
| サイト名 | サイト の名前をさします。 |
| プロトコル | 有効となっている転送プロトコルです(HTTP、HTTPSなど)。 |
| パス | アプリケーションのパス。 |
| ステータス | アプリケーションのステータスを表します(アップ、アイドル、ダウン)。 |
| APMインサイトの有効化 | APMインサイト監視の機能を有効にすれば、アプリケーション コードの状況がより深く理解できます。 |
| アクティブ アプリケーション詳細: | |
| 名称 | アプリケーション の名前をさします。 |
| 要求/秒 | 要求/秒 |
| 要求失敗の総数 | 要求失敗の件数合計をさします。これには、Request Timed Out(500エラー)、Request Not Found(404エラー/414エラー)、Request Not Authorized(401エラー)、Request Rejects(503エラー)が含まれます。 |
| 待機中の要求(Queued Requests) | 処理待ち状態の要求の件数を示します。 |
| 受信バイト数合計 | すべての受信要求の総データ量をさします(バイト)。 |
| 送信バイト数合計 | クライアントに送信された応答データ量の総計をさします(バイト)。 |
| 同時要求件数 | アプリケーションが処理している、同時要求の最大件数です。値が小さいと、CPU利用効率が良いことを示します。 |
| セッション詳細: | |
| アクティブ セッション | アクティブ(インプロセス)セッションの数を表します。 |
| SQL接続 | セッション保存に、SQL Serverを利用している(アウトプロセスの)セッションの総数です。 |
| State接続 | セッション保存に、ASP.NET State Serviceを利用している(アウトプロセスの)セッションの総数です。 |
| タイムアウト | タイムアウトした(インプロセスの)セッション数をさします。 |
| キャッシュ情報: | |
| APIヒット率(%) | 外部キャッシュAPIでアクセスした時の、キャッシュのヒット・ミス比率です。 |
| 出力ヒット率(%) | 出力キャッシュで対応できた要求全体の割合をさします(%)。 |
| メモリ上限(%) | メモリ利用率が100%に達した場合、キャッシュは削減されます。 |
| パラメーター | 説明 |
| スレッド統計 | サーバーで実行中の、アクティブなアプリケーション プールごとの、スレッド数をさします。 |
| ランタイム | アプリケーション プールの.NET Frameworkのバージョンです。 |
| 最多プロセス数 | アプリケーション プールに対する、ワーカー プロセスの最多数を表します。この値が高いと信頼性は上がりますが、メモリとCPUの利用効率は悪化します。 |
| ステータス | アプリケーション プールが、開始済み・停止済みかを示します。 |
| アクティブ アプリケーションのプール: | |
| プロセッサー時間 | 現在のプロセスにおける全スレッドの、プロセッサー利用時間の割合をさします(%)。 |
| IO操作/秒 | I/O操作(秒ごと) |
| スレッド数(Thread count) | サンプリング中のスレッド数です。 |
| プライベート/仮想メモリ | 当該ワーカー プロセスのみで使用し、他プロセスと共有できない、ワーキングセットのサイズを表します(MB)。 |
| プライベート バイト | プロセスが所有している、コミット済みメモリの現在のサイズを表します(バイト数)。この値が、恒常的かつ長期間上昇すると、メモリリークと判断します。このパフォーマンス カウンターは、メモリリーク検知に最善です。 |
| 共有/物理メモリ | プロセスのワーキングセットの、現在のサイズです(MB)。 |
| Common Language Runtime(CLR)データ: | |
| ローダー ヒープ | 全AppDomain横断でクラス ローダーがコミットしている、バイト数を表します。このカウンターが、ready stateに達さない場合、メモリリークの可能性があります。 |
| アセンブリ | アプリケーション起動以来の、アセンブリ読み込み総数をさします。 |
| App Domain | アプリケーション起動以来で、アプリケーション ドメイン読み込みの、ピーク時件数を示します。 |
| 例外/秒 | CLR例外スローのペースをさします(件数/秒)。この値が高いと、パフォーマンスは下がります。 |
| CLRのメモリデータ(Common Language Runtime): | |
| ガベージ コレクション時間 | 直近ガベージ コレクションの実行にかかった時間の割合です(%)。 |
| 総ヒープ | 大きなオブジェクト ヒープと、ジェネレーション1、2ヒープの合計です。 |
| Gen 0ヒープ | ジェネレーション0ヒープのサイズ(MB)。 |
| Gen 1ヒープ | ジェネレーション1ヒープのサイズ(MB)。 |
| Gen 2ヒープ | ジェネレーション2ヒープのサイズ(MB)。 |
| 大きなオブジェクト ヒープ | 大きなオブジェクト ヒープのサイズ(MB)。 |
| Common Language Runtime(CLR)スレッド データ: | |
| 物理スレッド | CLR作成・オーナーを務めるネイティブOSスレッドの数を表します。 |
| 論理スレッド | アプリケーション内部の、現在のマネージ スレッド オブジェクトをさします。 |
| キュー内のスレッド | マネージ ロック待ちのスレッド総数をさします。 |