DB2監視

bufferpool, transaction, log utilization stats などを把握して、DB2データベースのパフォーマンスをドリルダウンします。

Site24x7 pluginsでDB2データベースを監視し、データベースの停止と障害を迅速に検出します。キーインジケーターを使用して、DB2サーバーの断続的な機能を確保します。

このページでは、DB2サーバーのパフォーマンス、可用性、使用統計を詳細に可視化するための、DB2プラグインと監視メトリクスを設定する方法について説明します。

DB2パフォーマンス監視メトリクス:

幅広いメトリクスを通して、注意を要する危険なエラー通知を受け取ります。DB2監視は、メトリクスのグラフで予期せぬ傾向を追跡し、迅速にトラブルシューティングを行います。サポートしているメトリクスは以下の通りです:

Number of bufferpools

バッファープールは、データーベースマネジャーによって割り振られるメインメモリーの領域です。バッファープールで、エントリとその属性をキャッシュします。number_of_bufferpools メトリクスでは、データベースが使用するメモリーの最適化と、全体的なパフォーマンスの向上を実現します。

Total logical reads

total_logical_readsメトリクスは、データ、インデックス、XDAの論理読み込みの合計を表示します。

Total physical reads

total_physical_readsメトリクスは、データ、インデックス、XDAの物理読み込みの合計を表示します。

Total hit ratio percentage

total_hit_ratio_percentメトリクスは、入力/出力操作を必要とせずにページにアクセスできる頻度を表示します。

Data logical/physical reads

data_logical_reads および data_physical_readsメトリクスは、DB2サーバーデータの論理読み取り/物理読み取りの合計を表示します。

Data hit ratio percentage

data_hit_ratio_percentメトリクスは、バッファープールデータの特定ヒット率を表示します。

Index logical reads and hit ratio percentage

index_logical_readsメトリクスは、インデックスバッファープールの論理読み込みを表示し、index_hit_ratio_percentメトリクスは、インデックスバッファープールのヒット率の割合を表示します。

XDA logical reads and hit ratio percentage

xda_logical_reads メトリクスは、XDAインデックスの論理読み込みを表示し、xda_hit_ratio_percent メトリクスは、XDAヒット率の割合を表示します。

手順

  • Site24x7アカウントにログインします。アカウントをお持ちでない場合は、こちら からサインアップへお進みください。
  • Site24x7 Linuxエージェント の最新バージョンをダウンロードおよびインストールします。
  • IBM DB2プラグインをインストールします。
  • エージェントはDB2プラグインを実行し、Site24x7サーバーにデーターをプッシュします。

前提条件:

  • DB2プラグインは、[ibm_db]モジュールを使用してDB2サーバーと相互作用します。

sudo wget https://pypi.python.org/packages/54/8a/54857a841cbd485d68f9852dfc16d27b069987a65ade38bb9288471ae98b/ibm_db-2.0.7.tar.gz#md5=08d5071d18b201c7a23249c676f1b84f
sudo tar -xvzf ibm_db-2.0.7.tar.gz
cd ibm_db-2.0.7
sudo python setup.py build
sudo python setup.py install
  • https://pypi.python.org/pypi/ibm_db/ から、[ibm_db-2.0.7.tar.gz (md5)]ファイルをダウンロードします。
  • ファイルを抽出します。
  • ファイルが抽出されたディレクトリーに移動します。
  • モジュールをインストールします。

DB2プラグインのインストール:

sudo mkdir ibmdb2
sudo wget https://raw.githubusercontent.com/site24x7/plugins/master/ibmdb2/ibmdb2.py
sudo /etc/init.d/site24x7monagent restart
  • Site24x7 Linuxエージェントのプラグインディレクトリー[/opt/site24x7/monagent/plugins/]に、[ibmdb2]という名前のディレクトリーを作成します。
  • GitHubリポジトリーから[ibmdb2.py]をダウンロード し、[ibmdb2]ディレクトリーに配置します。
  • プラグインスクリプトで指定されているデフォルトのpythonパスは、[ #!/usr/bin/python]です。代替えのPythonパスを作成する場合は、shebang(シバン)文字[#!]が前に付いた既存パスを置き換えます。
  • DB2_HOST、DB2_PORT、DB2_USERNAME、DB2_PASSWORD、DB2_SAMPLE_DBの値を変更して、設定と一致させます。
  • サーバーエージェントは、Site24x7 Webクライアントの[プラグイン]タブから、DB2サーバーのパフォーマンス統計をレポートします。プラグインがSite24x7 Webクライアントにリストされていない場合は、エージェントを再起動してください。

メトリクスを追加で監視:

  • メトリクスを追加で監視するには、[ibmdb2.py]ファイルを編集し、監視が必要なメトリクスを新しく追加します。
  • 新しく追加されたメトリクスを表示するには、[ibmdb2.py]ファイルのプラグインバージョン値をインクリメントします(たとえば、デフォルトのプラグインバージョンをPLUGIN_VERSION = 「1」から PLUGIN_VERSION = 「2」に変更します)。

関連プラグイン:

  • ActiveMQプラグイン - Apache ActiveMQインスタンスのパフォーマンスメトリクスを監視します。
  • GlassFishプラグイン - GlassFishサーバーのパフォーマンスメトリクスを監視します。
  • Kafkaプラグイン - Apache Kafkaサーバーのパフォーマンスを分析します
  • Nagiosプラグイン - Site24x7では、Nagiosサーバーを実行する必要なしに、何千ものNagiosプラグインを実行することができます。
  • Out-of-the-boxプラグイン - 豊富な連携リストでアプリケーション全体を監視します。
  • カスタムプラグインの作成 – カスタム Linux および Windows プラグインを作成し、カスタム属性を監視します。