FTP転送監視

FTPサーバーの往復遅延時間、ファイル アップロード時間、ファイル ダウンロード時間を追跡し、メール、SMS、PDF、RSSで、すぐさまアラートを行います。

FTP転送監視の追加

  1. 管理 > インベントリ > 監視 > 監視の追加 とクリックしてください。
  2. FTP転送監視監視の追加画面で選択。
  3. 監視を追加するには、次の情報を指定してください。
    • 表示名:監視するFTP転送の名前を指定してください。
    • ホスト名:サーバーのホストの名前を指定します。
    • ファイル転送モード:ドロップダウンでファイル転送モードを選択してください。FTP、SFTP、FTPS(SSL)、FTPS(TLS)から選択可能です。
    • ポート:FTPサーバーが、アクセスを許可するポート番号を入力します。デフォルト ポートは21です。
    • タイムアウト:ホストと接続樹立まで待てる時間を指定します(秒)。指定時間で接続が樹立しなければ、「接続エラー」メッセージが報告されます。
    • アップロード測定:トグルボタンで、有効・無効を切り替えます。有効であれば、10KBの.txtファイルをFTPサーバーへアップロードし、サーバーのアップロード パフォーマンスを、確認します。
    • ダウンロード測定:FTPサーバーの、ダウンロード時のパフォーマンスを確認します。ユーザー サーバーの宛先フォルダーに、.txtファイルをアップロードしておき、Sit24x7側にダウンロードして測定します。ダウンロードのみ有効の場合は、.txtファイルを宛先パスへ、マニュアルでアップロードしてください。
    • ユーザー名:FTPサーバーのユーザー名を指定します。
    • パスワード:FTPサーバーのパスワードを指定します。
      これらは必須項目ではありません。Site24x7では、匿名FTPもサポートします。
    • クライアント証明書:ドロップダウンから対応するクライアント証明書を選択して、SSL認証でデータ転送の認証を行います。証明書の形式はPKCS#12ファイルである必要があります。これはFTPS(TLS)とFTPS(SSL)ファイル転送モードでのみ使用できます。
    • SSHクライアント証明書/プライベートキー:ドロップダウンから対応するSSHクライアント証明書を選択して、プライベートキーファイルを必要とするSSHサーバーとのデータ転送を認証します。これはSFTPファイル転送モードでのみ使用できます。
      FTP転送監視の場合、認証情報プロファイルの作成画面の認証情報の追加で、次の追加項目を入力できます。
      • SSHクライアント証明書:認証CAサーバーのプライベートキーでサインされた証明書ファイルをアップロードします。
      • SSHプライベートキー:設定しているSSHクライアント証明書ファイルのプライベートキーをアップロードします。SSHクライアント証明書が設定されていない場合、その後、エンドサーバーの認証キーリストでホワイトリストされているプライベートファイルをアップロードしてください。
      • プライベートキーパスワード:設定したプライベートキーファイルがパスワードで保護されている場合、パスワードを入力してプライベートキーファイルを復号します。
    • 宛先フォルダー パス:宛先フォルダーのパスを指定してください。/root宛先パスを監視する場合は、妥当なユーザー名、パスワードを入力ください。
    • 確認頻度:ポーリング頻度を選択します。
    • ロケーション プロファイル:ロケーション プロファイルを、ドロップダウンから選択し、FTPサーバーの監視元となる監視ロケーションを指定します。
      詳細は、ロケーション プロファイルを参照ください。
    • 監視グループとの関連付け:該当する監視グループをドロップダウンから選べば、監視を複数の監視グループに関連付け可能です。これにより、監視を論理グループにできます。
      監視群にたいして、監視グループを1つ作るには、監視グループを参照ください。
    • 依存リソース:監視をドロップダウンから選択し、依存リソースに指定します。依存リソースのステータスがダウンであれば、監視へのアラートは抑止されます。
      依存リソースを設定し、それにもとづくアラート抑止を行えば、誤報アラームの防止につながります。詳細は、監視レベルでのアラーム抑止を参照ください。
      依存リソース欄に「なし」を選択すると、通常設定の場合と同様、アラートが発生します。この場合、監視には依存リソースがないことになるため、アラート抑止は行われません。
      1つの監視を、ことなる監視グループにある複数の依存リソースに関連付けることも可能です。通常のステータス確認で、これら依存リソースが1つでもダウンと特定されると、その監視のアラートは自動的に抑止されます。ただし、監視レベルでの依存性設定は、常に、 監視グループ レベルでの依存性設定に優先します。
  4. 設定プロファイルに次の情報を指定してください。
    • しきい値・可用性:しきい値プロファイルをドロップダウンから選ぶか、デフォルトのしきい値設定を選択してください。リソースが設定値を超えると、通知が行われます。
      カスタムしきい値プロファイルの作成には、しきい値・可用性を参照ください。
    • 通知プロファイル:通知プロファイルをドロップダウンから選ぶか、デフォルト プロファイルを選択してください。通知プロファイルにより、障害発生時は、いつ誰に通知するかを設定できます。
      通知プロファイルを参照し、カスタム通知プロファイルを作成してください。
    • ユーザー グループ:障害時にアラートを届けるユーザー グループを選択します。
      1グループに複数ユーザーを追加する場合は、ユーザー グループを参照してください。
    • アクション:FTP転送で、ダウン・トラブル・アップのステータス変化や、属性の変化があった時に実行するアクションを選択します。ステータス変更の際は設定したアクションが実行され、対象ユーザー グループにアラートを発します。
      障害時の是正措置を自動化するには、詳しくは、アクションを参照ください。
  5. サードパーティ連携:サードパーティのサービスを設定し、監視を関連付けてください。監視アラームが関連サービスへ送信され、インシデント管理が促進・改善されます。
    連携設定がすんでいない場合、「管理 > サードパーティ連携」と移動し、作成してください。詳細情報はこちらです。
  6. 保存をクリックしてください。

各種パフォーマンス メトリックについて、詳しくは、FTP転送監視を確認ください。