FTP転送監視

FTPサーバーの往復遅延時間、ファイルアップロード時間、ファイルダウンロード時間を追跡し、メール、SMS、PDF、RSSでアラートを行います。

FTP転送監視の追加

  1. [管理]→[インベントリ]→[監視の追加]に移動します。
  2. インターネット監視項目の[FTP転送]をクリックします。
  3. FTP監視の追加画面で次の情報を入力します。
    項目 説明
    表示名 FTP転送監視の監視名を入力します。
    ホスト名 サーバーのホストの名前を指定します。
    ファイル転送モード ドロップダウンでファイル転送モードを選択してください。
    [FTP]、[SFTP]、[FTPS(SSLを使用)]、[FTPS(TLSを使用)]から選択可能です。
    ポート FTPサーバーがアクセスを許可するポート番号を入力します。
    デフォルトポートは21です。
    チェック間隔 監視する間隔(最短5分から最大1日)をドロップダウンから選択します。
    接続タイムアウト 対象サーバーとの接続を確立するのに必要な時間(秒)を設定します。
    設定した時間を超過すると、接続エラーとなります。
    ファイルのアップロードをチェック トグルボタンで[はい]または[いいえ]を選択します。
    [はい]を選択すると、10KBの.txtファイルをFTPサーバーへアップロードし、サーバーのアップロードパフォーマンスを確認できます。
    ファイルのダウンロードをチェック トグルボタンで[はい]または[いいえ]を選択します。
    [はい]を選択すると、FTPサーバーの、ダウンロード時のパフォーマンスを確認します。
    ユーザーサーバーの宛先フォルダーに、.txtファイルをアップロードしておき、Sit24x7側にダウンロードして測定します。
    ダウンロードのみ有効にする場合は、.txtファイルを宛先パスに手動でアップロードしてください。
    ユーザー名 FTPサーバーのユーザー名を指定します。
    パスワード FTPサーバーのパスワードを指定します。
    クライアント証明書 ドロップダウンから対応するクライアント証明書を選択して、SSL認証でデータ転送の認証を行います。
    証明書の形式はPKCS#12ファイルである必要があります。これはFTPS(TLSを使用)とFTPS(SSLを使用)ファイル転送モードでのみ使用できます。

    新規追加を行うには[+]アイコンをクリックして、次の項目を指定します。
    • 認証情報名:認証情報名を指定します。
    • 認証情報タイプ:クライアント証明書が選択されます。
    • クライアント証明書:[検索]をクリックして、証明書をアップロードします。
    • パスワード:パスワードを入力します。

    追加した認証情報は、[管理]→[設定プロファイル]→[認証情報ストア]に保存されます。
    認証情報ストアの詳細は、こちらのページをご確認ください。
    宛先フォルダーパス 宛先フォルダーのパスを指定してください。
    /root宛先パスを監視する場合は、適切なユーザー名とパスワードを入力してください。
    ロケーションプロファイル ドロップダウンから、監視を実行するロケーションを選択します。
    ロケーションプロファイルで作成した設定を選択することも可能です。
    ロケーションプロファイルについては、こちらのページをご確認ください。
    監視グループへの関連付け 監視対象を監視グループに関連付けることができます。
    監視グループの作成については、こちらのページをご確認ください。
    次の監視に依存 ドロップダウンから監視を選択し、依存リソースとして指定します。
    依存リソースのステータスがダウンの場合、監視のアラートは抑制されます。
    • 依存リソースのステータスに基づきアラートを抑制することは、アラートの誤報防止につながります。
      監視レベルでのアラート抑止については、こちらのページをご確認ください。
    • 依存リソースを選択しない場合、アラートは抑制されず、通常の設定に基づきます。
    • 監視対象を監視グループ内の依存リソースに関連付けることができます。
      通常の監視ステータスチェック時に、依存リソースのいずれかのステータスが「DOWN」と判定されると、監視対象のアラートは自動的に抑制されますが、
      監視レベルの依存設定においては、アラートを抑制する他の監視グループレベルの依存設定よりも常に上位の優先度が与えられます。
      監視リソースの依存設定については、こちらのページをご確認ください。
  4. その後、以下の各項目を任意に設定し保存します。

設定プロファイル

項目 説明
しきい値と可用性 ドロップダウンからしきい値プロファイルを選択し、設定したしきい値と可用性を超えた際にアラートを受信します。
しきい値と可用性の設定については、こちらのページをご参照ください。
タグ タグを関連付けることで、監視対象を体系的に管理します。
タグの作成については、こちらのページをご参照ください。
IT自動化テンプレート Webサイトのステータスが変更した際に実行する自動化アクションを選択します。
指定したユーザーグループにアラートが通知されます。
自動化テンプレートについては、こちらのページをご参照ください。
スケジュールメンテナンス中にITオートメーションを実行 ステータスメンテナンスを設定すると、メンテナンス中のアラートを抑制します。
このチェックボックスを有効化することで、IT自動化機能を実行できます。

アラート設定

項目 説明
ユーザーアラートグループ アラートを受信するユーザーグループを選択します。
ユーザーアラートグループについては、こちらのページをご参照ください。
オンコールスケジュール 特定のシフト時間内にアラートを通知します。
オンコールスケジュールについては、こちらのページをご参照ください。
監視対象がユーザーグループに関連付いている場合、オンコールシフトに関係なく、アラートを受信します。
通知プロファイル ドロップダウンから通知プロファイルを選択します。
通知プロファイルにより、監視対象がダウンした際に、いつ誰にアラートを通知するか設定します。
通知プロファイルについては、こちらのページをご参照ください。

3rdパーティ連携

項目 説明
サービス 監視対象をサードパーティのサービスに関連付けます。
これにより、アラートを選択したサービスに送信し、インシデント管理を行います。
サードパーティ連携設定については、こちらのページをご確認ください。

FTP転送監視のパフォーマンスメトリックの詳細は、こちらのページをご確認ください。