WebLogic監視とは
WebLogicは、主要なJ2EEアプリケーションサーバーの一つです。WebLogic監視は、想定外のサーバ停止に備えてWebLogicサーバーの稼働状態を監視することです。監視対象はパフォーマンスや可用性の他、CPUとメモリの使用率やSQLクエリにおけるメソッドレベルでのトラッキングなど、多岐に渡ります。
手順
- Site24x7アカウントへログインします。アカウントをお持ちでない場合は、こちら からサインアップへお進みください。
- Site24x7 Linuxエージェント の最新バージョンをダウンロードおよびインストールします。
- WebLogicプラグインをインストールします。
- エージェントはWebLogicプラグインを実行し、Site24x7サーバーにデータをプッシュします。
前提条件:
- WebLogicサーバーバージョン12以降でのみサポートしています。
WebLogicプラグインのインストール:
cd /opt/site24x7/monagent/plugins/
mkdir weblogic
cd weblogic
wget https://github.com/site24x7/plugins/blob/master/weblogic_monitoring/weblogic_monitoring.py
- Site24x7 Linuxエージェントのプラグインディレクトリ[/opt/site24x7/monagent/plugins/] に、[weblogic]という名前のディレクトリを作成します。
- GitHubリポジトリーから[weblogic.py]ファイルをダウンロード し、[weblogic]ディレクトリに配置します。
- 上記手順の実行コマンド:
- プラグインファイルのダウンロードが完了したら、エージェントは次のデータ収集でそれをマークアップし、Site24x7クライアントで表示できるようになります。
WebLogicプラグインの設定:
/etc/init.d/site24x7monagent restart
- Apacheプラグインファイル[weblogic.py]で、次の変更を行います。/opt/site24x7/monagent/plugins/weblogic/weblogic.py
- プラグインスクリプトで指定されているデフォルトのpythonパスは、[ #!/usr/bin/python]です。代替えのPythonパスを作成する場合は、shebang(シバン)文字[#!]が前に付いた既存パスを置き換えます。
- WEBLOGIC_HOST、WEBLOGIC_PORT、WEBLOGIC_USERNAME、WEBLOGIC_PASSWORDの値を変更して、WebLogicプラグインファイル(前にエージェントのプラグインディレクトリにコピーしたもの)の設定と一致させます。
- 変更を保存し、エージェントを再起動します。
メトリクスを追加で監視:
- メトリクスを追加で監視するには、[weblogic.py]ファイルを編集し、監視が必要なメトリクスを新しく追加します。
- 新しく追加したメトリクスを表示するには、[weblogic.py]ファイルのプラグインバージョン値をインクリメントします(例:デフォルトのプラグインバージョンをPLUGIN_VERSION = 「1」から PLUGIN_VERSION = 「2」に変更)。
関連プラグイン:
- MySQLプラグイン - MySQLデータベースサーバーのパフォーマンスを分析します。
- Memcachedプラグイン - Memcachedサーバーのパフォーマンスを分析します。
- NGINXプラグイン - NGINXサーバーパフォーマンスを最適化し、包括的な管理レポートを取得します。
- Nagiosプラグイン - Site24x7では、Nagiosサーバーを実行する必要なしに、何千ものNagiosプラグインを実行することができます。
- Out-of-the-boxプラグイン -豊富な連携リストでアプリケーション全体を監視します。
- カスタムプラグインの作成 – カスタム Linux および Windows プラグインを作成し、カスタム属性を監視します。