インシデントテンプレート

テンプレートを用いて、インシデントやメンテナンスの作成を容易にします。事前にテンプレートを作成して、インシデント名、メッセージの追加、その他設定項目の入力を省略できます。インシデントテンプレートは共通するインシデントの作成を行う際に役立ちます。

次のインシデントやメンテナンスの作成に使用できます。

• リアルタイムインシデントの作成
• 過去のインシデントの作成
• 発生中およびアクティブインシデントの更新
• メンテナンスのスケジュール

共通のインシデントテンプレートリストが作成されており、これを用いてテンプレートの作成を行えます。

目次

• テンプレートの新規追加
• テンプレートの編集と削除
• インシデントテンプレートライブラリ

テンプレートの新規追加

1. StatusIQにログインします。
2. インシデントをクリック後、ページ右上のテンプレートの表示ボタンをクリックします。
3. ページ右上のテンプレートの追加をクリックします。
   
   
4. テンプレートの追加フォームで次の項目を入力します。

• テンプレート名：テンプレートの名前を入力します。
• テンプレートグループ：テンプレートグループはグルーピングテンプレートで使用します。+アイコンをクリックして、テンプレートグループを追加することもできます。
• インシデント重大度：インシデントの重大度を指定します。
• インシデントステータス：インシデントのステータスを選択します。
• インシデントタイトル：インシデントのタイトルを入力します。
• ステータス更新：ステータスの更新を指定します。
• 影響のあるコンポーネント：影響のあるコンポーネントを選択します。
• サブスクライバーに通知：サブスクライバーに通知するかを選択します。

5. 保存をクリックして、テンプレートを追加します。

テンプレートの編集と削除

インシデント/メンテナンス > テンプレートの表示に移動して、テンプレートの編集と削除を行えます。ハンバーガーアイコンをクリックし、編集または削除をクリックしてください。

インシデントテンプレートライブラリ

「テンプレートの表示」から表示できるインシデントテンプレートライブラリは、作成したテンプレートやデフォルトのテンプレートの一覧です。問題を認知し顧客に通知することで、予期せぬインシデントを管理します。インシデントテンプレートライブラリで、頻出するインシデントについて顧客に共有できます。

• サービス障害
• タイトル：$[COMPANY_NAME]$ サービス障害
• 説明：サービス障害についてのテンプレートです。$[IMPACT_DETAILS]$に影響がある障害です。$[TEAM_NAME]$が根本原因の特定と問題の修正を行っています。更新があり次第、またご連絡します。
• 大きな応答時間
• タイトル：APIの応答時間が大きいです
• 説明：直近の$[DURATION]$で、 $[API_NAME_OR_METHOD]$の応答時間が大きくなりました。現在担当の部署で障害の確認を行っています。ご不便をおかけしております。更新があり次第、またご連絡いたします。
• エラーレート増加
• タイトル：エラーレート増加
• 説明：$[START_TIME]$から$[END_TIME]$までの間でエラーレートの増加が検知されました。事象について現在調査中となっています。
• DDoS攻撃
• タイトル：プラットフォームでDDoS攻撃があります
• 説明：$[COMPANY_NAME]$のWebサイトとアプリケーションでDDoS攻撃がありました。$[SERVICE_NAME]$にアクセスできなくなります。アプリケーションおよび顧客データに問題はございませんので、ご安心ください。弊社技術チームで保護プロトコルを有効にし、攻撃の軽減とサービスの復元に取り組んでいます。
• サードパーティ連携障害
• タイトル：$[THIRD_PARTY_SERVICE]$連携障害
• 説明：$[THIRD_PARTY_SERVICE_NAME]$で、連携およびその関連機能で障害が発生しています。詳細は$[THIRD_PARTY_SERVICE_STATUS_PAGE]$を確認してください。
• ネットワークとインフラのメンテナンス
• タイトル：データセンターネットワークメンテナンス
• 説明：$[TEAM_NAME]$チームにて、$[DATA_CENTER_REGION]$のネットワークおよびクラウド環境向上のため、メンテナンスを行っています。このメンテナンス中にサービス障害は発生しない想定です。この間に問題が発生した場合は、$[SUPPORT_EMAIL]$にご連絡ください。